家と暮らしのお役立ちコラム
おすすめしたい、注文住宅のキッチンのこだわりポイント!失敗事例もご紹介【後悔しない家づくり】
日々の生活に欠かせないキッチン。料理は毎日のことなので、できるだけ効率的に作業したい、好きなものに囲まれた楽しく過ごしたい、とお考えの方もいるでしょう。実際、家づくりの際に「キッチンにはこだわりたい」と考えている方はとても多くいらっしゃいます。
この記事では、実際に注文住宅を建てた方々にアンケートを通じて「キッチンでこだわったポイント」「失敗・後悔した点」について伺った結果をご紹介します。先輩たちの生の声を参考に、後悔のないお気に入りのキッチンを実現していきましょう。
【この記事でご紹介するアンケートについて】
この記事では2015年以降に注文住宅を購入された方を対象に実施したアンケートをご紹介しています。このアンケートは北洲ハウジング以外のハウスメーカーで家を建てた方のコメントとなります。
- 調査時期:2020年4月
- 対象:2015年以降に注文住宅を購入された方
- モニター:クラウドワークス登録ユーザー
キッチンのこだわり事例1「種類」
キッチンには「カウンターキッチン」「独立型キッチン」「壁付けキッチン」などいくつか種類があります。特に人気があるのがカウンターキッチン(対面キッチン)です。カウンターキッチンとは、キッチンの作業台がダイニング・リビングと向き合っているキッチンのことで、以下のように種類が豊富にあります。
- L型キッチン
- アイランドキッチン
- ペニンシュラキッチン
- I型キッチン
- II型キッチン
今回のアンケートでは「キッチンの種類について事前によく調べた」というこだわりの声が多く寄せられました。早速口コミコメントをご紹介しましょう。
「子供の様子が見えるカウンターキッチンにこだわりました」
3歳と4歳の小さな子どもがいるため、危険なことをしないか、ケンカをしていないか等が常に気になります。そのためキッチンを選ぶ際は「料理しながらも子供たちの様子が見られるようにしたい」という点に一番こだわりました。結果、子どもが過ごすことが多いであろうテレビの前のスペースがしっかり見えるようカウンターキッチンを選びました。また死角となる壁や柱等がないような間取りにしました。
富山県/20代女性(2018年に新築注文住宅を購入)
※この事例は北洲ハウジング利用者のものではありません
小さいお子さんのいるご家庭から多く寄せられたのが、「いつでも子どもに目を配れるようにカウンターキッチンを選択した」という意見です。
また家族とのコミュニケーションを重視してキッチンを選んだという声も多く見られました。
キッチンに立った時にリビングにいる人と顔を合わせられることを重視し、対面式キッチンを選択しました。実際、料理をしながら子供達とおしゃべりしたり、台所を片付けながら帰宅した主人と会話をしたりと、家族とコミュニケーションを取る機会が増えました。
岐阜県/40代女性(2016年に新築注文住宅を購入)
※この事例は北洲ハウジング利用者のものではありません
「アイランドキッチンに憧れていました」
ずっと憧れだったこともあり、思い切ってアイランドキッチンを採用しました。かなり悩みましたが、毎日長い時間を過ごす場所なので、理想のキッチンを選んで本当によかったと思っています。一番お気に入りの場所になりました。
栃木県/30代女性(2019年に新築注文住宅を購入)
※この事例は北洲ハウジング利用者のものではありません
アイランドキッチンを選んだ方から多く挙がったのが「もともと憧れていた」というもの。アイランドキッチンは、四方が壁と接しておらず独立していることが特徴です。リビングやダイニングと壁で仕切られていないため、開放感があります。
キッチンの種類選びで失敗したという声も
一方で、いざ使い始めた後に「失敗したかも?」「後悔している…」という声もいくつか見られました。
作業スペースを広く取りたいと思ってL字型キッチンを選択しましたが、いざ使ってみると想像以上の広さで、うまく使いこなせません。普通のキッチンにして、その分リビングを広くすれば良かったと少し後悔しています。
宮城県/20代女性(2017年に新築注文住宅を購入)
※この事例は北洲ハウジング利用者のものではありません
使い勝手などはあまり考えずに、見た目が気に入ったのでアイランドキッチンにしました。実際に使ってみると、上に収納がないのでキッチンの上がいつもごちゃごちゃ散らかった状態になってしまい片付けが大変です。私はあまり片付けが得意ではないので、少し考えれば良かったなと思いました。また子どもが料理中にキッチンの周りをぐるぐる遊びまわってしまい、危なくて困っています。
埼玉県/30代女性(2016年に新築注文住宅を購入)
※この事例は北洲ハウジング利用者のものではありません
ここではL字型キッチンとアイランドキッチンの事例をご紹介しましたが、キッチンの種類ごとにそれぞれメリット・デメリットがあります。
- 収納を重視したい
- 料理に集中したい
- 家族とのコミュニケーションを重視したい
など、キッチンに求めるものをよく整理したうえで、最適なキッチンを選びましょう。
キッチンのこだわり事例2「収納」
ここからは、収納を重視して使い勝手の良いキッチンを実現することにこだわったという声をご紹介します。
「すっきり見せる収納にこだわりました」
キッチンのことを考える際に一番検討を重ねたのが、食器や料理器具、家電製品などキッチンに置くモノの見え方でした。外に出ているモノが多いと散らかっているように見えるため、収納スペースを多く確保することでキッチンの見た目がすっきりするよう心掛けました。
福島県/30代女性(2016年に新築注文住宅を購入)
※この事例は北洲ハウジング利用者のものではありません
キッチンは食器や調理器具、食べ物などでごちゃごちゃしがち。十分な収納スペースを確保しておけば、すっきりとした印象を与えることができます。
「シンク下にゴミ箱を置くスペースを設けました」
床の掃除のしやすさや見た目を考えて、ゴミ箱をキッチンに置きたくなく、シンク下にゴミ箱を置くスペースを設けました。見た目がすっきりするだけでなく、作業しながらサッとゴミを捨てることができます。
島根県/30代女性(2017年に新築注文住宅を購入)
※この事例は北洲ハウジング利用者のものではありません
意外と盲点なのが、「ゴミ箱の場所」です。キッチン内でゴミ箱を置くスペースを事前に確保しておくことで、見た目も利便性も兼ね備えたキッチンを実現できます。
キッチンの収納に関する失敗・後悔エピソード
キッチンに関しては私たちはあまりこだわりがなかったのであまり考えずに進めてしまったのですが、食料品を保管しておくパントリーを作らなかったことを今になって少し後悔しています。家を建てた時から家族が増え、子どもの食べる量が増えると食材のストックなどがどんどん多くなってしまい、キッチンがモノだらけになっています。
北海道/40代女性(2015年に新築注文住宅を購入)
※この事例は北洲ハウジング利用者のものではありません
キッチンで後悔している点は収納スペースです。もっとスペースを設けるべきだったと感じています。お皿やグラス、マグカップなどを収納するカップボードをもっと大きいものにしておくべきでした。
三重県/30代女性(2016年に新築注文住宅を購入)
※この事例は北洲ハウジング利用者のものではありません
収納に関する後悔エピソードとして多く挙がるのが「いざ使ってみたら収納が少なすぎた」という声です。特に、新型コロナウイルスで外出自粛が要請された昨今では、食品の備蓄を増やしたという声も多く聞かれます。キッチンがモノで溢れることのないよう、食料や食器、調理器具をどれくらい収納するのか、必要な収納量を考慮しておきましょう。
キッチンのこだわり事例3「動線・間取り」
キッチンの間取りを決める際には、家事動線を意識してみましょう。家事動線を意識することで、家事負担を少しでも減らすことができます。
こだわり事例をいくつかご紹介します。
我が家は人数が多い上にそれぞれの訪問者が多いため、「家族やお客様が出入りする動線」と「キッチンをメインで利用する私が食品などを運ぶ家事動線」を分けました。また買い物から帰ってきたらすぐに冷蔵庫やパントリーへ移動し、収納できるような間取りにしました。
埼玉県/40代女性(2019年に新築注文住宅を購入)
※この事例は北洲ハウジング利用者のものではありません
キッチンに対して一番こだわった点は、キッチンのすぐ横にダイニングテーブルを配置したことです。配膳もスムーズですし、料理中は調理台にも出来ます。これから子供が大きくなって、一緒に料理をするのにも便利そうです。
和歌山県/40代女性(2019年に新築注文住宅を購入)
※この事例は北洲ハウジング利用者のものではありません
間取りを考える際は、すべての家事がスムーズに運ぶよう、家全体の家事動線を良くしたいと思っていました。長く滞在するキッチンから、他すべての水回りへすぐに行けるような間取りにしました。
徳島県/30代女性(2020年に新築注文住宅を購入)
※この事例は北洲ハウジング利用者のものではありません
キッチンは、食材を運び込んだり、料理をしながらそれ以外の家事をこなしたりと、家事動線の中心となる場所といえます。
- 玄関とキッチンを近くすることで、買い物から帰ったらすぐに食材を収納できるようにする
- キッチンとダイニングスペースを近くすることで、配膳や片付けの時短を図る
- キッチンと洗面室を近くすることで、家事の際の移動時間を短縮する
など、家事動線をしっかり考慮することで、効率をアップさせることができないか考えてみましょう。
要注意?キッチンの動線・間取りに関する失敗・後悔エピソード
設計時に家電の配置まで計画したつもりでしたが、いざ使い始めると冷蔵庫とレンジの扉がぶつかってしまい、夕飯作りに忙しい時間帯に少しストレスです。盲点でした。
鹿児島県/40代女性(2017年に新築注文住宅を購入)
※この事例は北洲ハウジング利用者のものではありません
いざキッチンを使い始めて気づいたのがコンセントの数と配置です。電気ポットや電子レンジ、オーブン、ミキサーなどを置いていくとコンセントがあっという間にいっぱいになってしまいました。また配置もよく考えていなかったため、料理中の無駄な移動が多くなってしまっている気がします。
東京都/30代女性(2018年に新築注文住宅を購入)
※この事例は北洲ハウジング利用者のものではありません
すべてにおいて事前に対策を講じておくことはなかなか難しいですが、先輩の失敗事例を参考にして、失敗を先回り回避しましょう。また北洲ハウジングにご相談いただければ、お客様の暮らしに合った間取りと動線をご提案させていただきます。
キッチンのこだわり事例4「お手入れや掃除のしやすさ」
キッチンは日々の料理によって生じる食器洗いや汚れだけでなく、シンクやコンロ周り、換気扇、レンジフードの汚れなど、掃除や手入れする箇所が多くなります。ここでは掃除や手入れが楽になるよう工夫したエピソードをご紹介します。
「手入れ・掃除がしやすい設備・素材を採用しました」
キッチンの床は水や油に強い複合フローリングにしました。リビングは無垢のフローリングなのですが、一緒にしてしまうと無垢のフローリングは水や油に弱く、汚れが落ちにくくなってしまうと思い、あえてキッチンだけは別の素材にしました。
神奈川県/40代女性(2017年に新築注文住宅を購入)
※この事例は北洲ハウジング利用者のものではありません
お手入れを簡単にするためにIHコンロを採用しました。またコンロの背面の壁だけはタイルにせず、拭き取るだけで汚れが落ちるよう工夫しました。
岡山県/30代女性(2015年に新築注文住宅を購入)
※この事例は北洲ハウジング利用者のものではありません
デザイン性だけでなく、機能性も重視した最新の素材や設備が各メーカーからたくさん発売されています。ご要望をもとに、おすすめのプランをご提案いたしますので、ぜひご相談ください。
「汚れが広がらないよう立ち上がりを設置」
こちらは「掃除をしやすくするのではなく、そもそも汚れが広がらないよう工夫した」というエピソードです。
すっきりしたデザインのフルフラットタイプキッチンに憧れていましたが、水や油が飛び跳ねることを考えて立ち上がりをつけました。
新潟県/40代女性(2018年に新築注文住宅を購入)
※この事例は北洲ハウジング利用者のものではありません
「キッチンの汚れ」に関する失敗・後悔エピソード事例
一方、キッチンから出る「汚れ」に関する失敗・後悔談も多く寄せられました。
オールホワイトのキッチンに憧れて、全てホワイトにしたのですが、キッチンカウンターの天板がマットなホワイトですごく汚れや拭きムラが目立ちます。手入れのしやすいツヤのある素材か、模様の入ってる天板にすればよかったなぁと思っています。
大阪府/20代男性(2017年に新築注文住宅を購入)
※この事例は北洲ハウジング利用者のものではありません
キッチンのシンク下の収納の扉を紺色にしました。色・雰囲気はとても気に入っているのですが、思っていたよりも紺色は汚れが目立ってしまいます。初めの頃は頻繁に掃除をしていたのですが、最近は面倒になってしまいました。多くの時間を過ごす場所なので好きな色で落ち着く空間にした点はよかったのですが、見た目を維持していくためには汚れの目立たない色にした方がよかったのかなと少し後悔しています。
静岡県/30代女性(2015年に新築注文住宅を購入)
※この事例は北洲ハウジング利用者のものではありません
キッチンの作業場やシンクの素材を人工大理石にしてしまったことを後悔しています。水垢などが黄色に変色してしまうからです。しかも一度変色するとなかなか落ちません。設計時点では「削ればキレイになる」と言われていましたが、素人の作業ではハードルが高くとても面倒です。
大阪府/20代女性(2017年に新築注文住宅を購入)
※この事例は北洲ハウジング利用者のものではありません
キッチンはとにかく汚れが出やすい場所です。そのためキッチンの設計を考える際は、見た目に加えて汚れにくさという観点も考慮してみましょう。
おしゃれなこだわりの注文住宅キッチン事例集
ここからは北洲ハウジングのキッチン事例を写真とともにご紹介します。
見せる収納とヌックがポイントのアイランドキッチン
奥様のセンスが光る見せる収納と、キッチン脇のモーニングヌックで朝食をとれる明るい空間が魅力的なキッチンです。
キッチンからは広々としたゆとりあるリビングが一望でき、料理をしながらご家族とコミュニケーションを取ることができます。
カフェのようなカウンター付きの対面キッチン
古材風の柱と梁がとても素敵な雰囲気に仕上がっている、まるでカフェのようなキッチンです。
配膳が楽な家事動線のキッチン
キッチンから一直線に繋げてダイニングテーブルを配置したキッチンは、「最短距離で配膳ができる」とお客様からも人気の間取りです。キッチンとダイニングテーブルの距離を近くすることで、ダイニングが単なる食事の場ではなく、親子がお互いの気配をいつも感じられるファミリールームのような空間に。
ステンレス素材のシックなキッチン
北洲ハウジング展示場(川越ハウジングギャラリー)のダイニングキッチンです。ステンレス素材がシックでかっこ良い、トーヨーキッチン製のカウンターキッチンが主役です。
北洲ハウジングで理想のキッチンを実現しよう
理想のキッチンを実現するには、デザイン、お手入れのしやすさ、家事動線、将来設計など、考慮するポイントがたくさんあります。
北洲ハウジングは、お客様の暮らしに寄り添った住まいをつくるために、お客様の現在の暮らしやこれから実現したいことを、営業担当・建築士・インテリアコーディネーターが細かくヒアリングさせていただいた上で設計をしています。
北洲ハウジングにご興味を持っていただけましたら、ぜひ一度展示場へお越しください。
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