実例集

Case

ティーカップの収集がご趣味のO様。カップのコレクションが膨らみ、子どもたちの物も増えるなか、収納の必要性をきっかけに注文住宅を建てる決断をされました。そして、海外生活で憧れていた南欧風のお家を、個性的なご趣味と家族の団欒を両立しながら実現されたのです。パートナーとして選ばれた北洲と、理想の住まいをどのように作り上げていかれたのでしょうか?

物件データ
床面積 156.19㎡
土地面積 265.16㎡
工法 2×6(ツーバイシックス、ツーバイフォー工法)
所在地 宮城県
竣工年 2020年

英国に暮らしていた時代にフランスやイタリアを訪れ憧れていた、オレンジ色の屋根にアイボリーの塗り壁の住まい。木々の緑と青空に映えます。

南欧のような雰囲気は、玄関に入ってもテラコッタ色の床タイルと白い壁により続きます。ステンドグラスやラグも、ご夫妻の趣味の良さを感じさせます。
ロールスクリーンで隠すこともできるシューズクロークの奥はクローゼットや手洗場に続き、帰宅時は清潔にしてLDKに入る事ができます。

リビングは、吹き抜け階段が上への解放感を演出しています。淡い色の木の質感が床、階段、手すりに広がり、そこに白いエレガントな家具がコーディネトされ、欧州のホテルのロビーのよう。
テレビの左右にはスピーカーが埋め込まれ、映画館のような音響で、家族で映画やスポーツを楽しめるそうです。

ダイニングキッチンの横には、夢のような空間が。ご主人のティーカップのコレクションが美術館のようにディスプレイされたティールームです。

北洲の「暮らしインタビュー」の中で「二人でお茶をする時間を大事にしたい」という思いを語られ、家の中で一番大事な場所をティールームにする事に。この空間の設計が家づくりの核となりました。
出来上がったのは、O様ご夫妻だけが生み出す事ができた、唯一無二の空間。休日にはここで、その時の気分でティーカップを選び二人でお茶をするのが一番の楽しみ、おっしゃいます。

ティーカップの食器棚は、マンション時代にも製作をお願いした工房によるオーダーメイド。北洲の設計士と工房が直接、設計・施行を進めていったので、O様は細かな指示や心配は不要だったそうです。

特別に取り寄せたシャンデリアと壁面の照明器具が、これも欧州から取り寄せた美術館のような壁紙やカーテン、そしてティーカップのコレクションと見事にマッチしています。

全館空調システム「エアロテック」を導入されました。
大きな吹き抜けが二つもある家の冷暖房は悩ましいと思っていたO様でしたが、「エアロテック」導入で一気に解決。脱衣場やトイレなども含め、寒い部屋や暑い部屋が無く、年中快適なことに驚かれています。
無骨なエアコンが無く、美しい空間を保つ事ができているのもO様邸にマッチしました。
電気代は、面積が広くなったにも関わらず、マンション時代のガス代と合わせた金額と同じくらい。さらにフィルター掃除も手間がかからない、と良いことづくめだそうです。

寝室は、奥様の希望でピンク色の壁紙に。北洲のコーディネーターが濃い紫色のカーテンをご提案し、エレガントに纏まりました。
高気密・高断熱を実現する3層ガラスの?木製サッシの外では、向かいの公園の四季折々の草花が目を楽しませてくれるそうです。

当初は1階に計画していたご主人のパソコンコーナーを、2階の吹き抜け横に作られました。家族と繋がりながらお仕事ができるのが嬉しい、とのこと。

2階の洗面と、トイレ。高機能な設備を、ここでもエレガントで統一感あるトーンで、見事にまとめられています。

「家づくりのプロセスでは、常に相談できる関係を北洲のご担当と築く事ができ、いつでも気兼ねなく相談し都度、提案を出してくれました。おかげで、理想の家が形になった。プロセスが本当に楽しかった」とおっしゃるO様。

この、理想が形になったお住まいで、ご夫婦の絆を深め、子どもたちとの良い思い出を重ねていってください。