気持ちを切り替えるお帰り動線

お帰り動線をとても気にされていたというご夫婦。玄関すぐに独立洗面台・脱衣室兼ランドリールームとなる家事室をレイアウトしました。
家事室は、ただ家事を楽に行うというだけではなく、帰宅してから「プライベートへと気持ちを切り替える」空間に、というこだわり。
家族の時間を大切にされているS様らしい間取りです。

家事室は、さわやかなブルーのアクセントクロスが目を引く約5帖の空間。洗濯からアイロンがけまで一か所で行えます。ファミリークローゼットもあるので、アウターや仕事着をここに収納すれば、朝の忙しい時にもスムーズに身支度できますね。

ひとつながりで全体を見渡せる「田の字」LDK

お子様との暮らしを一番に考えたS様邸の一番のポイントは、ひとつながりで全体を見渡せる「田の字」LDK。
リビング・キッチン・ダイニング・タタミコーナーが「田の字」に並び、余計な壁を設けないことで、いつもお子様を見守れるという安心感とともにダイナミックな開放感を味わうことができます。

キッチンは、手元がオープンな横並びキッチンを採用。
もともとご使用だった対面キッチンでは、配膳の際いちいちキッチンの周りをぐるりと動かなければいけなかったのが面倒だったということで、この配置を選ばれました。

ダイニングのそばには北に面する大きな窓があり、プライベートガーデンへと繋がります。
立地を生かしたプライベート性の高い裏庭は、家庭菜園を楽しんだり、BBQをしたりと夢が広がりますね。

お子様が小さなうちはお昼寝や遊ぶスペースに、と考えられた畳スペース。
北側の大きな窓は、柔らかな光を取り入れ気持ちのよい眠りを誘います。

夏には花火大会も見えるそうで、特等席に早変わり。家族のワンシーンが目に浮かぶ注文住宅ならではの素敵な空間です。
奥様のお仕事や、将来的にはお子様の宿題など、フレキシブルに使える幅広のカウンターも備え付けました。

メインとなる空間は、大きな吹き抜けと3連窓が特徴的なリビング。
仙台市にある長町展示場（現在はクローズ）をみて気に入ったという3連窓は、見た目のアクセントになるだけでなく、高い位置から陽の光を取り入れるため明るさや開放感ももたらします。