設計開発者ブログ
【エコナウォール25】 ③蓄熱の仕組み
エコナウォールはどうやって熱をためるのでしょう?
いよいよ、その秘密に迫ります。
エコナウォールの中には、熱をためる事が出来る、
小さなカプセル(写真の蓄熱粉末)が入っています。
その大きさは1~10μm(マイクロメートル)。
1μmは1000分の1mmなので、ものすごく細かいカプセルになります。
さらに、このカプセルは蓄えた熱を吸収したり、はき出したりする事が出来るので、
その仕組みを利用して、エコナウォールの温度が一定に保たれているのです。
ちなみに、付随している「25」という数字は、基準の温度を表していて、
25度を超えると吸熱、25度以下になると放熱する仕組みになっております。
実はこの技術、医療分野でも使われていて、
血液や医療品を一定の温度で運ぶ事に役立っております。
温度を一定に保つ技術、カプセルが室温を一定にしようと頑張るから、快適に暮らすことができるのです。