北洲けんちく日記
家族一緒に学び、人生を愉しむ家
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営業担当:菊池
土地選びから一緒に楽しみながら、お打合せさせて頂きました。二人のお子様もいつも元気に同席。 完成が楽しみです。
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設計担当:小清水
赤い屋根と白いタイルの、お客様の人柄を映したような優しく明るい外観のお家です。内部はキッチンの造作アイランドカウンターが見所です。完成までどうぞよろしくお願いいたします。
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建築担当:小林
いよいよ工事が始まりました。これから、完成までの過程をともに楽しんでいけたらと思っております。
2015年12月23日
こんにちは。担当の菊池です。
今回は、宇都宮市に建築するお宅のけんちく日記です。
左図のような約71坪の土地(24.64m×9.78m)に建築いたします。(右側が道路です)
9.78mの狭い間口の土地にどのような”いえ”が建つのでしょう。
北側も南側も西側もお隣に家が建っています。
しかも東側には、非常に交通量の多い約18m幅の大きな道路に接しています。
法規や日当たり・通風・駐車計画など、難しい点は多くあります。
北洲の設計力の見せ所です。
北洲ハウジングでは、プランを作成する前に、まずご夫婦それぞれにカウンセリングアンケートを実施します。
新しい住まいの主役である皆様が、どのような”いえ”を求めているのかイメージすることから始めます。
ご夫婦でイメージの重なっている部分とそうでない部分。それぞれの思いを汲み取りながらプランのご提案を致します。
ちなみにお二人の想いは…。
ということで、
「家づくりのコンセプト」を作成しました。
打合せを進める中で、迷った時に立ち戻る場所がここになります。
今日は、地鎮祭。
天気もよく、地鎮祭日和です。
式次第通り順調に進みました。
なぜかお兄ちゃんは、ずっとお母さんの靴ひもを結んでいました…。
この日は、建物の配置の確認も行いました。
いよいよ着工です。
2015年12月28日
こんにちは。今回は、基礎工事です。
写真は、遣り方(やりかた)工事の模様です。建物の正確な位置を出す作業のことで、別名、丁張り(ちょうはり)とも言います。
全長・対角・高さ全ての基準を作るのが遣り方です。
その後、根切り工事→砕石工事→捨てコン工事があり、写真のような鉄筋工事になります。
鉄筋はコンクリートを流すと見えなくなってしまいますが、とても重要です。
そのため、鉄筋の種類・径・ピッチ(間隔)・継ぎ手・・・など細かく基準があります。
30t以上にもなる家を長期で支え続ける基礎は非常に重要な部分です。
基礎工事が終わると足場の準備が始まります。
2016年02月13日
こんちには。
菊池です。
今日は、家の内部を見ていきましょう。
北洲ハウジングは、2×6(木造枠組壁)工法を採用しています。地震に強く、火災に強く、断熱、気密工事にも適した大変優れた工法です。
特徴として、
①建物にかかる荷重が壁全体に分散して伝えられ、耐震性にすぐれていること。
②枠組材がファイヤーストップとなって火の回りを遅らせるため、耐火的な構造であること。
③断熱化が図りやすく、効率の高い省エネ住宅であること。
が挙げられます。
上部に見えるのは2階の床の根太です。
北洲ハウジングでは、日本で流通している一般的なサイズのI型ジョイストよりも大きいサイズの【TJI】を採用しています。
TJIを採用することにより、通常よりも広くスパンを飛ばすことができるようになり、より広がりのある大空間が可能になります。
窓周りの気密工事の模様です。
窓周りの隙間に発泡ウレタンを注入しています。
このあと、平らにし、気密テープを施工し、隙間をなくします。
完成すると、見えなくなってしまう部分ですが、手間を掛けて徹底した気密施工をしています。
こちらは、24時間熱交換換気システムです。
給気も排気も機械で行う第一種換気を採用しています。
その中でも熱ロスの少ない熱交換システムです。
2時間で家全体を換気して、快適な空気環境を作り出します。
冬晴れのいい天気です。
次回は、造作工事をご案内致します。
2016年03月05日
今日は、外部タイル工事の流れを見ていただきます。
まず、タイルを引っ掛ける下地の施工をします。
一枚一枚タイルを引っ掛けて、張り付けていきます。
まだ、目地埋め前の状態です。
この段階では、下地の濃いグレー色が見えています。
目地埋め完了で完成です。
目地のホワイト色が入ることで、全体がやわらかく、優しい印象になりました。
タイル自体も横に溝が入っており、光が当たると陰影ができて深みがあります。
一枚一枚風合いの違うタイルは、時を経るごとに味わいを増していきます。
北洲ハウジングの考える「グッド・エイジング」ですね。
ついに完成致しました!!
赤い屋根にナチュラルな印象のタイル、そして窓枠や幕板のブラウン色が全体を引き締めています。
南面は境界より約3m程度の離れですが、面したお宅の配置や窓位置などを考慮し、光が入るよう大きい開口を配置しました。
2面からの採光計画により、光が広がり、19帖のLDKもとっても明るい空間になりました。
アイランドカウンターは、自然と家族が集まる場所になりそうです。
少し背の高いスツールを置いて、お食事やカフェタイムを楽しむことができます。
この、こだわりのアイランドカウンターは、白い古レンガの味わいがとても素敵です。
天板は、耐水・耐熱性にすぐれたメラミンカウンターなので、日々のお手入れもラクラクです。
キッチン脇にある奥様専用のミセスコーナー。
ボルドーのアクセントウォールは、奥様の好きな色。
バランスと素材の使い方が素敵なカラーコーディーネートです。
2Fの子供部屋は、明るい空間にしてあげたいとのことで、面したお宅の平屋部分になるように設計致しました。
南・東からの光が差し込み、一日中明るい空間です。
お施主様には、多くのご協力を頂き感謝しております。いつもの笑顔と笑い声が、これからも続きますように。
そんな時間を北洲ハウジングの家で過ごしていただけたら、私たちは幸せです。
住むほどに味わいの増す”グッド・エイジング”をこれからず~っと愉しんで下さい。