実例集
Case いつでも、どこにいても存在を感じられる 家族への愛、あふれる住まい
以前は分譲マンションにお住まいだったSさまご家族。ご夫妻とも庭のある一戸建てで育ったこともあり、「戸建がいいよね」と日頃から、そんな会話をしていたという。いずれは実家に戻るというイメージを持っていたが、「それぞれ、楽しく暮らしていこう!」という親からの提案が“夢のマイホーム”を後押ししてくれた。

- 物件データ
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床面積 126.13㎡ 土地面積 263.38㎡ 工法 2×6(ツーバイシックス)工法 所在地 宮城県 竣工年 2019年


木のぬくもり、リビング階段、吹抜け…
友人の家で見たあの日の光景を
20年以上の時を経て、カタチに

収納、動線にこだわるのも、
無駄な時間を使わず、
家族の時間を大切にしたいから


吹抜けのリビングを中心に、ぐるりと回遊できる間取りは、1階にいても、2階にいても、どこにいてもまさに家族の気配を感じられる空間だ。中でも特にお気に入りなのがキッチン。タイル張りの床、無垢の扉、ステンレスのカウンタートップと異素材ミックスのデザインが印象的。大容量のパントリーは壁紙のセレクトで華やぎをプラス。お子さんが成長したら、一緒に立って作業ができるゆったりとした広さも嬉しい。

家族との時間を大切にしたかったからこそ、動線や収納にもこだわったSさま。いわゆる時短だ。奥様は整理収納アドバイザーの資格をお持ちになる “収納のプロ”。「使うものを使う場所に置く」という考え方も、「無駄な時間を使わない」、つまりは「家族との時間」が中心にあるからだ。帰宅した後の行動フローを想定して設けられた収納のカタチと量、“いま”はもちろんお子さんの成長やライフスタイルが変化しても、心地よく過ごせるプランニングなど、暮らし方を、生き方を俯瞰でとらえている、そんな気がする。




対面式キッチンに向かい合うダイニングには、南国の樹木“モンキーポッド”のダイニングテーブルが燦々と降り注ぐ陽射しを浴びて、ご機嫌な表情を浮かべている。キッチンから望む、ウッドデッキで遊ぶお子さんの笑顔、その向こうに広がるヤシの木のある庭の表情は、「家を建てて良かった」「こんな暮らしがしたかった」、そう思える愛おしい暮らしのワンシーンだ。