実例集

Case

大きな三角屋根に赤レンガ調のタイル、左右対称の窓に屋根−−。通りかかった人の記憶に必ず残りそうな、可愛らしくも落ち着いた印象を与えるお家を建てられた、N様。外観も去ることながら、N様が一番大切にされたことは、「家族のつながりを大切にする」こと。確かにこのお家には、まだ小さいお子様と共に家族が育っていくことを一番に考えられたN様ご夫婦の思いが、隅々にまで込められていました。

物件データ
床面積 116.72m2
土地面積 172.06m2
工法 2×6(ツーバイシックス、ツーバイフォー工法)
所在地 埼玉県
竣工年 2020年

N様が北洲の家を建てることになったきっかけは、フリーペーパーの広告でご覧いただいた、北洲の大屋根の家の写真。その後、新築⾒学会に参加し“ビビッ”と感じ、「⾃然に寄り添いながら夏涼しく冬暖か い家をつくる」という北洲の家づくりの考え⽅を聞き、決めていただいたそう。いつか、外構が緑で満 ち、壁のタイルが”グッド・エイジング”していくのをゆっくり楽しんでいきたい、とおっしゃいます。

靴を出したままでも、ベビーカーを置いても余裕のあるようにと、広さにこだわった⽞関。冬に帰宅する と、⽞関に⼊った瞬間、暖房を切って出たのに暖かくて驚かれるそう。ツーバイシックス⼯法と三層ガラス を選んでよかったとおっしゃいます。

吹き抜けのリビングは、板張り天井と⼤きな窓により、とても居⼼地良い空間になっています。⼦育てでど うしても⻑くなってしまう「家時間」も苦にならない、と奥様はおっしゃいます。Nさまが家に招いたお客 様は、この空間に⼊った瞬間、皆さん「おおっ」と声を上げるとか。そして、床材(PERGO)が無垢材の ように⾒えることと肌触りの良さにも驚かれるそうです。

将来、1階で暮らしを完結させることを想定し作られた、和室。広く⾒えるよう、壁を造らず「⼩上がり」 にされました。キッチンから⾒渡せるのでお⼦様を⾒守りながら家事ができる、段差に腰掛け⻭磨きしたり 本を読んだりできる、と良いことづくめだそうです。

ご夫婦で料理をされることも多いので、カウンターは両側から移動できるようにアイランド型にされまし た。テーブルに料理を出しやすいカウンターの⾼さが絶妙、とのこと。カウンター壁⾯のタイルは、洗⾯所 と統⼀されています。奥様のこだわりが感じられます。

移動距離を最⼩限にして家事を済ませられるよう、キッチン〜洗濯機〜物⼲し〜⾐類収納〜洗⾯・トイレ〜 ストックルームを「ひとつづき」の空間に。洗濯やトイレの⾳が気になるときは、引き⼾を閉めれば⼤丈 夫。引き⼾は床に段差がほとんど無いので、お掃除はロボット掃除機にお任せだそうです。

頭の上に朝⽇が⼊る、寝室。ニッチに灯りと本を置いて、寝る前に本を読むのがご主⼈の楽しみだとか。室 内窓を開ければ、そこはリビングの吹き抜け空間。ご主⼈は朝、下の奥様とお⼦様に向かって「おはよ う!」と⾔いたかったそう。

ご主⼈は、「書斎が欲しかったが個室に篭りたくなかった」とおっしゃいます。北洲がご提案したのは、オ ープンな書斎。屋根の勾配が、集中しやすい環境を作ってくれ、仕事が捗る空間になったそうです。そして 書斎の横には、リビングを⾒下ろすリラックス・スペース。ここでウクレレを演奏して、下にいらっしゃる 家族に聴いてもらうのが、ご主⼈の楽しみのひとつになっているそうです。

実現したいデザインは写真で保存するほど、インテリアに強いこだわりのあった奥様。「こんなふうにできますか?」と北洲の担当者に無理ををおっしゃったそうですが、結果は奥様の満⾜いく仕上がりに。ほとんどの家具は、もともと使っていたものだそうですが、⾒事に新居に馴染み、⼤満⾜だそうです。 Nさま、家族のつながりが深まっていくこのお家で、暖かな暮らしを末⻑く、お過ごしください。