家と暮らしのお役立ちコラム
【大屋根の家に住む】大屋根住宅の持つ魅力、メリット・デメリットを解説(実例つき)
北洲ハウジングが建てる住宅の特徴の一つでもある「大屋根」。この記事をご覧の方は、大屋根に魅力を感じていたり、興味のある方が多いのではないでしょうか?
日本には大屋根のデザインを取り入れた住宅の数がそこまで多いわけではないこともあって、「実際の住み心地はどうだろう」など、大屋根の家への不安を感じている方もいらっしゃるかもしれません。
この記事では、そんな大屋根への不安を解消していただくために、大屋根の持つ魅力やメリット・デメリットについて解説していきます。また、実際に北洲ハウジングで大屋根の家を建てたお客様の実例もたっぷりとご紹介しています。大屋根の家を検討する際の参考にしていただけましたら幸いです。
大屋根の一番の魅力は「外観」
大屋根の魅力としてまず挙げられるのが「外観」です。
特に女性に人気なのが、昔読んだ絵本に出てきたようなかわいい三角形が特徴の大屋根。
「小さい頃から憧れ続けて、マイホームは絶対に三角形の大屋根にしたい!」と要望する方もいらっしゃる、人気のある屋根形状です。
急勾配で屋根の面が広く、家全体を覆うような存在感が風格を醸し出し、堂々とした力強い外観を作り出します。
三角屋根の大屋根は北欧住宅のシンボル的存在
急勾配の三角形の大屋根は北欧の住宅の大きな特徴の一つであり、シンボルとも言える存在です。実はこの屋根の形状は、北欧における冬の寒さと密接な関係にあります。
厳しい冬が長く続き、その間の降雪量も多い北欧では、雪が屋根に積もらないように急勾配に作られているのです。急勾配の三角屋根をかけると自然と屋根の面積が広くなり、大屋根と言えるような外観になるというわけですね。
北欧の住宅では、屋根に「ドーマー」と呼ばれる屋根付きの小窓を作ることも。大屋根はドーマーによって表情が豊かになります。
ゆったりとした姿が美しい大屋根のメリット
多雨の日本の場合でも、雨風を考慮すると、単純な屋根のほうが耐久性やメンテナンス性から望ましいといえます。
建物の平面形状は複雑になっても、屋根は全体に大きくかけて単純な形にする。大屋根のゆったりした姿の美しさが、大屋根の魅力といえるのではないでしょうか。
また、大屋根では室内も2階部分の天井が斜めになります。包み込まれるような安心感のある勾配天井は、寝室やホビースペースなど、ゆったりくつろぐスペースにぴったりです。大屋根の勾配天井は、空間の使い方に変化と意外性が生まれるので、暮らしを豊かにしてくれます。
大屋根のメリットはデメリットに転じることも
大屋根は、雪の多い地域では、雪の重みで屋根がつぶれてしまわないように、雪を落とせる形状としてつくられてきました。大屋根の急勾配は、雪を落とせるというメリットの一方で、落雪というデメリットも生じます。落雪を考慮したスペースを設けることが必要になるため、狭い敷地(狭小地)などでは注意が必要です。
また、勾配天井の屋根裏部屋には秘密の隠れ家のような安心感がある一方で、通常の部屋と比較して不規則な形状に、落ち着かなさや使いづらさを感じる方もいらっしゃいます。大屋根の家を建てる際は、自分が屋根裏部屋をどう使いたいかをあらかじめ考えて決めておくと良さそうです。
北洲ハウジングの大屋根について
大屋根のデザインは北洲ハウジングが建てる家の特徴の一つ。実際に北洲ハウジングで大屋根の住宅を建てていただいたお客様のお宅を、いくつかご紹介します。
ゆったりとおおらかな大屋根と薪ストーブの家
こちらのお住まいは、おおらかにかけられた屋根と、薪ストーブの煙がゆらめく煙突が印象的な大屋根です。
リビングには、大きな吹抜けと薪ストーブ。薪ストーブの熱が、天井に伸びる煙突からも伝わり、1階も2階もやわらかな暖かさが広がります。
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» ゆらめく炎とうつわを楽しむ、薪ストーブのある住まい
太陽光パネルを搭載した大屋根の家
白いタイル貼りが印象的な大屋根の住宅です。大屋根には瓦一体型の太陽光パネルを搭載しています。黒い瓦屋根と白の外壁タイルのコントラストが、重厚感や高級感を醸し出しています。
リビングは大屋根裏の勾配天井を生かした開放的な吹き抜けに。天井には板張りを採用しており、あたたかな木のぬくもりが感じられます。吹き抜けにシーリングファンを設置することで、空気を撹拌し、吹抜けでも快適になります。
北洲ハウジングの家は断熱性・気密性に優れているため、これだけの吹き抜けを採用しても快適に省エネに暮らすことができます。冬も暖かく、快適にお過ごしいただけます。
2階のファミリーライブラリーには天窓が設けられています。天窓をつけることで、小屋裏や北側でも十分な採光がとれます。壁についている窓とは違う景色、空や星、月を眺められるので、お子様の豊かな創造性をはぐくむことができるかもしれませんね。
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» 憧れの白いタイルの大屋根の家
重厚な大屋根の外観と、お庭を愉しむ住まい
おおらかで重厚な大屋根の住まい。「お気に入りの大屋根に『庭はこうしたい』というこだわりは最初からありました。さりげなく緑で覆いたいし、家の中から眺められたらいいなと。それで高さの違う木々を組み合わせて立体感を出したんです」とご夫妻は庭づくりにも力をいれています。
アオダモ、ヤマボウシ、白樺、シャラ、ロシアンオリーブ、ジューンベリー、コハモミジ、サルスベリ・・・沢山の木々に囲まれています。
2階の勾配天井は、サーモウッドという板張り仕上げ。木のぬくもりがふんだんに感じられ、リラックス効果が期待できそうです。
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» “理想の我が家”を描く庭づくり
瓦型ソーラーパネルを採用した大屋根の家
大屋根には瓦一体型ソーラーパネルを採用。大屋根と瓦の組み合わせは、重厚感ある力強い印象です。形状の異なるタイルをランダムに貼った外壁と合わせることで、高級感が感じられます。
リビングは、大屋根の屋根なりを生かした勾配天井の吹き抜けを採用。開放的なリビング階段が美しく映えるデザインです。
二階部分の勾配天井を生かしたオールルームは、子供の遊び場として、パソコンコーナーとして…など、家族全員で自由に使える多目的な空間です。天窓を採用しているので、明るい空間になっています。
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» 陰影が美しい総タイル仕上げの大屋根
大屋根の家の魅力を知って、理想の家づくりを
大屋根の家の魅力や特徴、メリット・デメリットについてお伝えしました。実例をたくさんご紹介したことで、大屋根の家を建てる・住むイメージを感じていただけたのではないでしょうか。
北洲ハウジングでは、北欧由来の大屋根のデザイン性を取り入れるだけでなく、日本古来の考えを融合したデザインをご提案しています。
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