家と暮らしのお役立ちコラム

家事がしやすい間取り・おすすめ設備【注文住宅の家づくり】

2018年に実施された「第6回全国家庭動向調査(国立社会保障・人口問題研究所)」によると、奥様の一日あたりの平均家事時間は4時間を超えるそうです。このように日々多くの時間を費やしている家事の負担を少しでも軽減できれば、浮いた時間を有効活用することで生活の質を改善できるかもしれません。そこでこの記事では、家事がしやすい間取り・設備について、実際に注文住宅を建てられた方のコメントとあわせてご紹介していきます。家事のしやすい家づくりを通じて、快適で居心地の良い住まいを実現していきましょう。

【この記事でご紹介するアンケートについて】
この記事では、2015年以降に新築の注文住宅を購入された方を対象に実施したアンケートをご紹介しています。このアンケートは北洲ハウジング以外のハウスメーカーで家を建てた方のコメントとなります。

  • 調査時期:2020年8月
  • 対象:2015年以降に新築で注文住宅を購入された方
  • モニター:クラウドワークス登録ユーザー

家事がしやすいおすすめの間取り【動線編】

家事をスムーズにおこなううえでポイントとなるのが「家事動線」です。無駄な動きを排除し、移動にかかる時間を省くことができれば、家事に要する負担を軽減することができます。今回実施したアンケートでも「家事動線を考慮して間取りを考えた」という意見が一番多く寄せられています。

「水回りを近くに配置しました」

水回りの配置を意識して間取りを考えました。洗濯物を干す場所からキッチン、洗濯機をすべて一直線で周遊できるようにしました。効率よく動けるようになり、家事の時短につながりました。

千葉県/30代女性(2020年に新築注文住宅を購入)
※この事例は北洲ハウジング利用者のものではありません

キッチン、洗濯機置き場、洗面所、浴室を近くに配置しました。キッチンから浴室まで3歩で行けるくらいの距離です。「まず洗濯機をまわす」「洗濯機がまわっている間に食事の準備をする」「洗濯が終わったら隣の浴室に干して浴室乾燥機のスイッチを入れる」というように、一連の作業を止めることなく同時にこなすことができ、とても重宝しています。

神奈川県/40代女性(2017年に新築注文住宅を購入)
※この事例は北洲ハウジング利用者のものではありません

毎日絶え間なく続く家事。その中でも料理・洗濯など、水回りにかかわる家事の比重は高いものです。そのため水回りの距離を近くできないか、考えてみましょう。水回り家事に要する移動距離をできるだけ短くすることで、「塵も積もれば山となる」で、長い目で見た際にかなりの時間節約につながります。

「洗濯機をバルコニーの近くに」

洗濯機を置くスペースを2階のバルコニー近くに配置しました。私が育った実家では洗濯機を1階に設置していたのですが、「1階で洗濯をまわし、重たい洗濯物を2階に運ぶ」という作業を毎日行うのは避けたいと考えました。洗濯機とバルコニーの距離を近くしたことで、洗濯物を運ぶのがまったく苦になりません。

神奈川県/30代女性(2019年に新築注文住宅を購入)
※この事例は北洲ハウジング利用者のものではありません

洗濯直後の洗濯物は水分を含んでいてとても重く、一階から二階のバルコニーに運ぶとなると、結構な力仕事になります。特に家族がたくさんいるご家庭だと、一度では運びきれずに何往復もする必要があるかもしれません。しかし洗濯機とバルコニーの距離を近くすれば、こうした負担を軽減することができます。

また「洗濯機とバルコニーの距離」に加え、「バルコニーと収納スペースの距離」をも近くに配置したという方もいらっしゃいました。

洗濯機と洗濯物干し場を近くに配置するのはもちろんのこと、洗濯物干し場とファミリークローゼットを隣接し、乾いた洗濯物をすぐに収納できるような間取りにしました。

東京都/30代女性(2019年に新築注文住宅を購入)
※この事例は北洲ハウジング利用者のものではありません

このように動線を徹底的に考慮した間取りにすることで、さらなる家事負担の軽減につながります。

家事がしやすいおすすめの間取り【収納編】

「片付け」も家事に占めるウエイトの高いものの一つです。ここでは片付けの負担を軽減する「収納の間取り」についての事例をみていきましょう。

「帰宅後に散乱しがちなモノを収納できるように」

以前住んでいた家では2階にクローゼットがあり、仕事や外出から帰宅した際に上着やスーツ、カバンなどを毎日置きに行く必要があったのですが、つい面倒でリビングに置きっぱなしにしていることも多くありました。新しい家ではリビング入ってすぐのところに小さめのクローゼットをつくり、それらを置けるようにしました。

愛知県/30代女性(2019年に新築注文住宅を購入)
※この事例は北洲ハウジング利用者のものではありません

玄関に扉付きの広いシューズクロークをつくり、靴だけでなくカバンやコート、趣味のスノボ用品や子どものサッカー道具など、帰宅後に散乱しがちなモノを収納できるようにしました。玄関がスッキリするのはもちろんのこと、家の中に外で使用していたカバンやコートを持ち込まないので、花粉対策にもおすすめです。

栃木県/30代女性(2018年に新築注文住宅を購入)
※この事例は北洲ハウジング利用者のものではありません

片付けの負担を軽減するには、できるだけ「モノが出しっぱなしな状態」にならないようにすることがポイントです。

カバンやコートは特に疲れて帰ってきた際などに散らかりがちですが、玄関やリビング付近などに収納できるようにすれば、「帰ってきたらすぐにしまう」という習慣が身につき、家事としての片付けを不要にできるかもしれません。

「扉つきパントリーを設置しました」

キッチンに扉付きのパントリーを設けたのですが、思ったよりも使い勝手がよくて満足しています。日々使用する調理器具などのアイテムだけでなくリビングのごちゃごちゃしがちなモノも収納しているため、キッチン・リビングがすっきり見えます。また扉を付けたことで、急な来客の際も扉を閉めることで生活感をすぐに消すことができます。

大阪府/20代女性(2019年に新築注文住宅を購入)
※この事例は北洲ハウジング利用者のものではありません

食材や調味料、調理器具、食器など、なにかとごちゃごちゃしがちなキッチンですが、パントリーを設けることですっきり収納することができます。

収納スペースをしっかり確保したうえで、モノが使い終わったら元の収納場所へ戻す習慣を身に付ければ、片付けに要する負担をぐっと抑えることが可能となります。

家事がしやすいおすすめの間取り【キッチン編】

日々料理をする方にとって、キッチンで過ごす時間は多いものです。使い勝手のいいキッチンを実現できれば、満足度の高い暮らしにつながることでしょう。ではアンケート事例をご紹介していきます。

「子どもを見守れるようにカウンターキッチンを採用」

家づくりの際、ちょうど子どもが生まれて間もない時だったので、子どもが少し大きくなって部屋を走り回ってもどこにいるのか見失わないよう、カウンターキッチンを採用し、料理中でも部屋が一望できるようにしました。

新潟県/30代女性(2016年に新築注文住宅を購入)
※この事例は北洲ハウジング利用者のものではありません

お子さまのいらっしゃるご家庭から多く寄せられたのが、「いつでも子どもに目を配れるようにカウンターキッチンを選択した」というご意見です。お子さまの動きを確認しながらキッチンで作業ができるので、忙しい子育て世帯に助かる間取りです。

「配膳・片付けが楽になるようキッチン横にダイニングテーブルを配置」

作った料理をどんどん並べられるように、また食べ終わった後はすぐに片づけられるよう、キッチンの横にダイニングテーブルを配置しています。今まで住んでいた家とは比べ物にならないくらい配膳・片づけが楽です。

熊本県/40代女性(2016年に新築注文住宅を購入)
※この事例は北洲ハウジング利用者のものではありません

キッチンとダイニングテーブルを一直線に繋げた間取りは、北洲ハウジングの展示場「TBCハウジング ザ・モール仙台長町サイド」でも採用しており、「最短距離で配膳ができる」とお客様からも人気です。またキッチンとダイニングテーブルの距離を近くすることで、食事以外の時間でも親子がお互いの気配をいつも感じられるファミリールームのような空間となります。

家事が楽になるおすすめの設備

次に、家事が楽になるおすすめの住宅設備をご紹介します。間取りとあわせて住宅設備を導入することで、家事への負担を軽減しましょう。

ビルトイン食洗機

食器を自動で洗浄・乾燥してくれる食洗機は、家族の多いご家庭や忙しい共働き世帯に特に人気のある設備です。今回のアンケートでも、多くの方からおすすめアイテムとして挙がりました。

食洗機にはビルトイン型と据え置き型の2タイプがありますが、おすすめはビルトイン食洗機です。キッチン本体と一体化しているため、作業スペースを広く確保することができます。またキッチンの引き出しやシンク下収納と同じような見た目で作られることが多いため、キッチンの美観を損ねることもありません。

食器洗いは時間がかかるし、毎日のことなので少しでも楽をしたいと思い、食器洗浄機を採用しました。またオプションで標準のものよりも大きな深型のタイプのものを選んだのですが、フライパンや鍋も入るし、一度にたくさんの食器を洗うことができて便利です。

栃木県/20代女性(2017年に新築注文住宅を購入)
※この事例は北洲ハウジング利用者のものではありません

IHクッキングヒーター

キッチンは家族が口に入れる食事を毎日作る場所なので、汚れを落とし清潔に保ちたいものです。ガスコンロではなくIHクッキングヒーターを採用すれば、サッと一拭きするだけで綺麗になるので、掃除の時間を減らせるという点で家事負担の軽減につながります。

キッチンの掃除がしやすいよう、IHクッキングヒーターを採用しました。以前住んでいた賃貸物件ではガスコンロを使っていたのですが、掃除が面倒に感じていました。IHにしてからはサッと掃除ができて便利です。

徳島県/40代女性(2019年に新築注文住宅を購入)
※この事例は北洲ハウジング利用者のものではありません

 

タンクレストイレ

タンクレストイレは便座の後ろ側のタンクがない、コンパクトですっきりとした形状が特徴です。タンク掃除が必要なくなるのはもちろんのこと、それまでしにくかった便器の後ろ側の掃除が楽になります。

なるべく日々の負担なく綺麗な状態をキープするために、掃除がしやすいという観点でトイレを決めていきました。形はすっきりコンパクトなタンクレスタイプを、素材は汚れのつきにくいタイプを選びました。タンク掃除の必要がなく、また汚れがついても軽くこすれば落ちるので綺麗な状態を保ちやすいです。

岡山県/30代女性(2016年に新築注文住宅を購入)
※この事例は北洲ハウジング利用者のものではありません

間取りの工夫や便利な設備を取り入れて毎日の家事負担を軽減しよう

北洲ハウジングは、お客様の暮らしに寄り添った住まいをつくるために、お客様の現在の暮らしやこれから実現したいことを、営業担当・建築士・インテリアコーディネーターが細かくヒアリングさせていただいた上で設計をしていきます。

家事が楽になる間取りについても、お客さまのライフスタイルやご意向を考慮し、最適なプランをご提案させていただきます。

北洲ハウジングにご興味を持っていただけましたら、カタログをお取り寄せいただくか、展示場へお越しください(いずれも無料です)。

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