家と暮らしのお役立ちコラム
新築一戸建てで失敗しない!後悔しない家づくりの進め方・探し方【2021年最新】
人生における大きなライフイベントの一つ、住宅購入。この記事では新築一戸建てを購入する際に知っておいていただきたいことについて解説します。家づくりについてしっかり理解し、後悔のない住まいを実現していきましょう。
家づくりの際に知っておきたいこと
新築一戸建ての種類
新築一戸建てには、注文住宅と建売住宅(分譲住宅)の2つの種類があり、それぞれメリット・デメリットが異なります。
建売住宅(分譲住宅)のメリット・デメリット
建売住宅とは、土地とすでに建てられた住宅(※建築途中や着工する前から販売されることもあります)をセットで購入する方法です。
外観や間取り、設備などのプランを建築会社と話し合いながら決めていく注文住宅と比べると、建売住宅は住み始めるまでの時間が短いというメリットがある一方で、建築上の自由度が低いというデメリットがあります。
なお、建売住宅と似た言葉に「分譲住宅」がありますが、次のように少し意味が異なります。
- 分譲住宅:分譲地で建築され、販売される住宅
- 建売住宅:分譲地以外の土地も含めて建築、販売される住宅
注文住宅のメリット・デメリット
注文住宅は建築士とともにゼロから家を設計していく点が、建売住宅(分譲住宅)とは大きく異なります。そのため、家へのこだわりをお持ちの方や叶えたい間取りがある方は注文住宅がおすすめです。
なお、注文住宅は「フルオーダー住宅」「セミオーダー住宅」の2つに分けられます。
フルオーダー住宅は、外観デザインや構造、間取り、設備などすべてにおいて自由にカスタマイズすることができるので、家づくりにとことんこだわりたいという方におすすめです。セミオーダー住宅は、構造などの基本的な仕様は決められているものの、それ以外の間取りや設備などを自由に選択、カスタマイズすることができます。建売住宅・分譲住宅と比べると自由度が高い一方で、フルオーダー住宅よりも価格を抑えられる点が魅力です。
ここで、注文住宅の魅力の一つである外観デザインについて見てみましょう。建売住宅・分譲住宅の場合は、万人受けしやすいよう無難なデザインが取り入れられることも多いですが、注文住宅ならオーナー様の希望に沿った外観を実現することが可能です。
北欧風の住宅
ゆったりとした大屋根が印象的な北欧スタイルの住宅です。シンプルですっきりとした外観デザインが魅力です。
▼参考
» 北欧スタイルの家の特徴とは?北欧風おしゃれな家づくりのポイント
“木”を取り入れたナチュラルテイストの住宅
アクセントとして木を使ったナチュラルテイストの住まいです。バルコニーやデッキ、玄関ドア、窓枠などに木を取り入れることで、モダンさとナチュラルさを兼ね備えた外観を実現できます。
▼参考
» 【ナチュラルな家】注文住宅で実現する、自然素材を活かしたシンプルな家づくり
家づくりの流れ
次に、家づくりの流れを見ていきましょう。
下記は注文住宅の流れを表したものです(建売住宅・分譲住宅の場合、より工程が少なくなります)。
流れ | ポイント |
1.情報収集・見学 | WEBサイトやパンフレット等を見てどのような家を建てたいのか具体的にしましょう |
2.資金計画・土地探し | ハウスメーカー等に相談しながら、予算・土地について考えていきましょう |
3.プラン決め | 理想の住まいを実現するため、担当者に外観や間取り等の希望を伝えましょう |
4.契約 | 契約内容に認識違いがないよう、よく確認しましょう |
5.着工 | 新居への引っ越しの準備を進めましょう |
6.完成・お引渡し | 施工に不具合がないか確認しましょう |
7.ご入居・アフターサービス | 住み始めてから瑕疵が見つかったら、建築会社に相談しましょう |
▼関連ページ
【注文住宅の買い方】注文住宅の家を購入する流れ・スケジュールと、まず最初にやるべきことについて解説
北洲ハウジングでは、「家を建てたいけれど、何から始めたら良いかわからない」という方を対象に、家づくりのプロセスや、どのような考え方で家づくりをすれば良いのかをお伝えする「家づくり講座」や「FP&資金計画セミナー」「土地選びセミナー」などの講座を開催しています。お近くの営業所を選択いただくとご予約いただけますので、ぜひご参加ください。
高い家と安い家は何が違う?
同じように見える家でも、価格が高い家と安い家(ローコスト住宅)がありますが、どのような違いがあるのでしょうか?一般的に高い家と安い家とで差が出やすいとされるポイントについて見ていきましょう。
快適さ(断熱性・気密性)
一年を通じて家の中を快適に過ごせるかどうかは、断熱・気密レベルの程度によって変わります。「高品質の断熱材を充分な量使用する」「断熱性能が高い木製窓枠を採用する」など、快適性を高めるための取り組みを十分に行っている住宅の場合、その分価格が高くなります。
ランニングコスト
断熱性・気密性の高い快適な住宅に住んでいると、ランニングコストも低く抑えることができます。断熱・気密レベルの低い住宅の場合、エアコンで部屋を暖めても外気温の影響を受けやすいため、室内を快適な温度に維持するには多くのエネルギーを必要とします。一方、断熱性・気密性の高い住宅なら、少しのエネルギーだけで魔法瓶のように室内を快適なまま維持することができるので、光熱費を抑えることが可能です。
家で消費されるエネルギーよりも創り出されるエネルギーの方が多い(もしくは同じ)「ゼロエネルギー住宅(ZEH・ゼッチ)」をご存知でしょうか?
エネルギー収支が年間を通してプラスになっていることがわかります(出所:ZEHの普及促進に向けた政策動向と平成31年度の関連予算案 – 経済産業省)
ZEHは「高断熱」「省エネ」「創エネ」の3つを兼ね備えることで、エネルギー収支がプラスまたはゼロの状態を実現しますが、そのための資材や設備を多く取り入れる必要があります。ZEHにすることでランニングコストは低く抑えることができますが、一方で初期費用は高くなるのです。
» ゼロエネルギー住宅とは?ZEH(ゼッチ)で実現する省エネ・高断熱の環境に優しい住まい
» ゼロエネルギー住宅(ZEH・ゼッチ)のメリット・デメリットについて解説
またエコな家には、ZEHに加えパッシブデザインの住宅も挙げられます。パッシブデザインは機械設備に頼り過ぎることなく、建築的アプローチで「健康で心地よい」室内環境をつくり出す住宅です。たとえば、夏は南側に「庇(ひさし)」や「ブラインド」を設けて日射熱を軽減する、風通しを考慮した「窓の配置」で室内の熱を逃すといった工夫を、冬は南側の「大きな窓から十分な日射」を得て部屋内を暖かく保つなどの工夫をします。パッシブデザインもZEHと同様に、ランニングコストを抑えられる一方で、建築費(高いレベルの断熱性を確保するための断熱材や窓など)が高くなる可能性があります。
▼パッシブデザインについて詳しくはこちら
» パッシブハウスとは?メリット・デメリットからパッシブ住宅の特徴を理解しよう
北洲ハウジングのパッシブデザイン住宅
耐震性(地震への強さ)
住宅の地震への強さを示す指標「耐震等級」をご存知でしょうか?耐震等級は1~3の三段階で評価され、数字が大きいほど地震に強いことを意味しています。
この耐震等級を上げるには、梁や壁等にかかる材料費や施工にかかる人件費等がより多く発生するため、耐震等級が高いほど住宅の価格も高くなります。
日本は世界有数の地震大国であり、日本で地震が発生しないエリアはないと言われています。そのため、家づくりにおいて耐震性(地震への強さ)を高めておくことは必須と言えるでしょう。
北洲ハウジングでは耐震最高等級3になるように設計していきます
高い家と安い家の違いについては以下の記事でもご紹介しておりますので、併せて確認してみましょう。
» 価格が高い家と安い家の違いって?失敗・後悔しないために北洲ハウジングが伝えたい家選びのポイント
事例から学ぶ、後悔しない家づくりのポイント
「注文住宅で後悔・失敗しない!家づくり成功のために気をつけるべきこととは?」では、実際のオーナー様のコメントを交えながら、家づくりにおいて気を付けるべきポイントについて解説しています。ここではいくつかピックアップしてご紹介していきます。
十分な収納スペースを確保しよう
失敗事例・エピソード「収納の数や配置をもっと考えればよかった」
実際に住んでみて、収納する場所が足りなかったり、収納があっても使い勝手が良くないことに気づきました。生活導線をしっかりイメージしたうえで、収納の数や配置を決めればよかったなと思います。
長崎県/30代女性(2015年に注文住宅を購入)
※この事例は北洲ハウジング利用者のものではありません
家の中をすっきり見せるためには、収納スペースをうまく配置することが大切です。家事導線・生活導線をしっかり考慮し、どこに何を収納するのかを決めたうえで、必要な収納スペースを確保しましょう。
トイレやお風呂など水回り設備の配置を工夫しよう
失敗事例・エピソード「トイレを気軽に利用しづらい」
トイレをリビングから繋がっているところに置いたため、音が気になって気軽に利用しづらいです。トイレを廊下につければよかったなと思いました。
岡山県/20代女性(2019年に注文住宅を購入)
※この事例は北洲ハウジング利用者のものではありません
高い頻度で使用する水回り設備をどう配置するかで、生活の利便性や快適性に影響を与えることがあります。
- 水回り設備を一か所に集中させる
- 家事導線を考慮して設計する
- 居室との距離感を適度に保つ
などの点を考慮し、配置を考えると良いでしょう。
土地選びは念入りに
失敗事例・エピソード「災害リスクも考慮すればよかった」
最近の自然災害の状況をみると、日当たりや周囲の雰囲気だけでなくハザードマップで災害リスクも考慮し、土地選びをすればよかったと後悔しています。
福井県/20代男性(2019年に注文住宅を購入)
※この事例は北洲ハウジング利用者のものではありません
土地選びの際は、洪水や内水、津波などの災害リスクが低いエリアかどうか、確認しておきましょう。国土交通省が運営するハザードマップポータルサイトでは、各自治体が作成したハザードマップを閲覧することが可能です。
「もっとさまざまな事例を見てみたい」という方は以下のページよりご覧いただけます。
注文住宅で後悔・失敗しない!家づくり成功のために気をつけるべきこととは?【エピソード23選】
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