設計開発者ブログ

【カナダ視察】 ②リッチモンド オリンピック・オーバル

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2010年にバンクーバーで開催された冬季オリンピックの施設、最大規模47,000㎡のスピードスケート競技場(現在は多目的複合スポーツ・健康増進施設)で、「流れ・飛翔・融合」をイメージして設計されています。2008年12月竣工し、米国グリーン建築基準・環境性能評価制度LEEDでシルバー認証を受け、エネルギーと環境デザイン性能の高い建築です。   マウンテン・パイン・ビートル被害*の木材を利用している事でも評価を受けており、屋根はメインフレーム25m×4本の100mスパン(構造用集成材)、Ⅴ字型の天井内には、空調・消防・各種配線を仕込み、木部を現しとしています。

 

*北米西部にみられる体長1cm以下の甲虫。ロッジポールパイン等のマツ類に卵を産み付け、幼虫が師部組織を食害することで枯死させる。

 


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