設計開発者ブログ
【カナダ視察】 ⑧ノースバンクーバーの環境配慮住宅
日本でいうスマートハウスのような住宅も建設されています。写真は、環境性能評価LEEDで最高クラスのプラチナ取得やR2000*認定を受けている住宅です。採用設備は、太陽光発電システム(6.5kw)のほか、HEMS(照明コントロールなども可能)・トリプルガラスサッシ・熱交換型換気扇・雨水タンク・スプレー断熱・LED照明・節水器具など日本とほぼ同じです。因みにその建物の詳細は、約300㎡で約1億3,500万円、地階の約100㎡分は13万円/月で賃貸に出されており、ローン返済にしているとの事でした。又、シティーホール等の公共施設も木造です。日本でいう市役所が木造建築物となっていて、市民の憩いの場として利用されています。
*R2000住宅とは、「2000年までに全ての住宅の外壁の断熱性能を高め、住宅で消費する暖房費を1/4以下にする」という、カナダが官民合同の元に開始した国民省エネ運動による住宅です