設計開発者ブログ
【住宅エネルギー情報】 ⑤福島展示場に設置した蓄電池紹介
今回福島展示場で採用させて頂いたのが、シャープのクラウド蓄電池になります。蓄電池の種類としては系統連系するタイプで、太陽光発電5.3kwと蓄電池4.8kwを組み合わせています。
通常、太陽光で発電した電気(直流)を、蓄電池に蓄電する際にパワーコンディショナで(交流)に変換し、蓄電池で再度(直流)に変換して蓄電する為、無駄なエネルギー変換があるのですが、ここ福島では、太陽光で発電した電気(直流)をそのまま蓄電池に蓄電可能なハイブリットパワーコンディショナを設置している為、エネルギー変換が少なく済みます。また、今回は太陽光用と蓄電池用で兼用できるパワーコンディショナを利用している為、パワーコンディショナが1台となり、太陽光・蓄電池セットで設置する際はコストメリットがあります。
「福島展示場の実例」
モニターでは、太陽光発電量・蓄電池残量・家全体の消費電力量が確認出来ます。
太陽光用と蓄電池用を兼用したハイブリッドパワーコンディショナを設置しております。
外部用蓄電池は、太陽が当たらない北面に設置しております。
通常の分電盤の脇に、停電時に蓄電池より電気供給可能なブレーカを設置しております。
次回は、福島展示場に設置したHEMSを紹介致します。