北洲けんちく日記

ハウジングパーク郡山南展示場

  • 設計担当:松本

    タイルと塗り壁、陶器瓦のコントラストが素敵な外観の展示場です。開放感とプライベート確保を両立させた、居心地の良い住空間を目指した設計提案となっております。

  • 建築担当:佐藤

    今お客様をご案内している郡山北展示場とは印象の違った仕上がりの展示場になる予定です。皆さんのご期待にこたえられる様に造っていきたいと思います。

  • 日記担当:田村

    この度、ハウジングパーク郡山南(ビッグパレットふくしまの近く)に北洲ハウジングの新しい展示場を構えることになりました。建築をご検討の皆さまにとって、『この展示場に来て良かった』と思えるような場所になれば、嬉しく思います。

2018年08月31日

これから福島支店の田村が、新しい郡山南展示場の完成まで「けんちく日記」をお届けします。
どうぞよろしくお願いいたします。

では、早速ですが、建設予定地がフェンスに囲まれ、いよいよ建築工事に着手いたします。
どんなステキな展示場ができるか、皆さん!楽しみにしててくださいね!

工事現場には案内看板も設置されました。

案内看板には見学会開催日程など、随時掲載してまいりますので、ご来場の際はご確認くださいね!
こちらの「けんちく日記」でも、随時、ご案内してまいります。

皆さまには、こちらの「けんちく日記」にて、完成までの過程を写真を交えながら
ご紹介いたします。

まずは、基礎工事!
今日は現場監督が、基礎配筋の検査をしています。

弊社の基礎は、全面をコンクリートで固めるベタ基礎です。大切な建物をしっかり支えられるように、設計図面通りに施工していきます。

施工に狂いがないか、第三者機関による検査を受けることになるわけですが、その前段階の、現場監督による自主検査をしている風景ですね。

安心安心。

配筋工事が終わり、外側にコンクリート打設用の型枠が組まれた様子です。
※コンクリートを流し込むことを「打設(だせつ)」と言います。

これから1回目のコンクリートを流していきます。

まだこれだけでは、どんな建物になるのか、イメージが湧きませんね。これからどんどん形になっていきますので、お楽しみに!

打設したコンクリートが養生期間を終え、建物を支える大事な「基礎」の
完成です!!

※「養生期間」とは、コンクリートが決められた強度が出るまでの期間ですよ。

上の写真と見比べてみてください!!
しっかり検査した鉄筋の入った基礎ができました。

正面から。
きれいなべた基礎がお目見えです。

まずは建物を支える基礎が完成しました。丁寧に施工された配筋と、強度の高いコンクリートで、施工されることが大事なんですね~。

なお北洲ハウジングが採用している基礎についてはコチラでも確認できます。
https://www.hokushuhousing.co.jp/concept/technology/betakiso/

次回は、建物の形があっという間に出現!!、フレーミング工事をご覧いただきます。
家づくりの中でも、大切な構造体。構造体がしっかりしていないと仕上がりにも影響が出るくらい大切な工事です。
その解説も踏まえ、いかに構造が重要なのかご案内いたします。どうぞ、お楽しみに。

なお、建物が完成するまでの間は、郡山市八山田(内環状線沿い)、郡山北総合住宅公園内にモデルルームを構えており、こちらをご見学いただくことができます。
北洲ハウジングの家づくりの詳細をご案内いたしますので、皆さまのご来場、お待ちしております!
◆北洲ハウジング 郡山展示場◆
https://www.hokushuhousing.co.jp/models/exhibition/fukushima_koriyama/

2018年09月03日

仮設足場が設置完了!!いよいよ枠組壁工法のフレーミング工事(建て方)が始まります。
仮設足場は、高所での作業を職人さんが安全に行えるように設置します。
工程が進むと、防風ネットも設置し、転落防止やゴミの飛散防止対策も行っていきます。

仮設工事も建物をつくる上で、欠かせない大切な工事です!!

床組みが完了しました!
ここにもチェックポイントがありますよ。
手前に見える、床組みの角に立ち上がっているボルトです!

これは基礎と構造躯体をつなぐ「ホールダウン金物」の専用ボルトです。
日本の基準では、三階建ての建物に使用するべき構造用金物ですが、北洲では標準で設置し、さらなる耐震性の向上を図っています!!

土台が出来上がるといよいよフレーミング工事です。

晴天の日に大型のクレーンが登場♪

北洲はツーバイシックスのパネルを自社工場で作成して現場へ搬入!クレーンでパネルを吊って一気に仕上げていきますよ~。
下では地上班が待ち構え、パネル組み立て図の順番で組み立てます。

テキパキとした作業、チームワークが必要な場面です!がんばれ!職人さん!!

この写真はフレーミング工事の中からの風景です。
なかなか見れない風景ですので、この機会にパシャリ!

実はツーバイシックスをはじめとする枠組壁工法は、1階の床組みを作ってから職人さんが入ることが出来ます。
平らな床の上で作業をすることが出来るので、職人さんも安全に仕事が出来るんですよ!

おぉ!家のカタチが出来てきましたね♪

これは大屋根のデザインですかね・・・?
なにやら天に向かってそびえ立つ、クレーン以外の物も見えますが・・・

う~ん何でしょう。

ともあれもう少しで小屋組みも終わりです!
全体像が楽しみです♪

1階部分の屋内をパシャリ!

床と壁と2階の床組みが見えます。
きれいに等間隔で施工されています。

上からの力を下に綺麗に伝える流れが、見て分かりますよね♪
これが枠組壁工法の特徴ですよ!

フレーミングが無事完成。
転落防止と飛散防止のネットを張ったら安全確保、完了!

これから外側は、外壁下地の工事、屋内は配線工事に入っていきます。

そして、配線工事の後は・・・
北洲の誇る世界基準の断熱性能を実現する、大切な断熱工事が待っています。

その断熱工事に用いる断熱材が建物内部に運び込まれました。

こんなに大量の断熱材を、どこに施工していくのでしょうか。

次回は、実際の断熱工事の中身から、更新していきます。北洲のこだわり「断熱性能」の秘訣を次回お伝えいたします。

2018年09月15日

本日は、断熱工事の状況をご案内いたします。
前回ご紹介した、断熱材が入った袋を開けました。ふかふかしてていかにも暖かそうですね♪

それにしても、すごい量ですね。これだけの量を壁一面に敷き詰めていきます。

北洲で使用する断熱材はグラスウール、それをツーバイシックスの壁の厚み分、14cmもの厚みで断熱材を入れていきます。

ちなみにこの断熱工事、北洲では専門業者の『断熱屋さん』に施工してもらいます。当たり前のようですが、とても大切なんですよ。
断熱工事はいかに隙間無く施工できるかが、大きなポイントです。なので、大工さんの片手間での作業ではダメなんです!

これが、長年住み続ける中で断熱性能が維持する、大きな秘訣なんですね。
断熱性能の維持するためには、
『性能のいい断熱材』+『丁寧な施工』
ここを妥協しないからこそ、『北洲の断熱性能は高い』と言われる所以なんです。

こんなにこんもりと、隙間なく、びっちり、施工されています。

断熱材を敷き詰めたら、透明のフィルムのようなものを、これまた丁寧に貼っていきます。
『防湿気密シート』とよばれるものです。

ここを正しく施工しないと…お分かりですよね。
外部から隙間風や湿気、粉塵等も入ってしまい、グラスウールに悪さをしてしまいます。断熱性能が落ちてしまう原因になる場合もあります。怖いですね。

断熱屋さん!
とても丁寧に施工していただき、いつもありがとうございます!

ここまで終わると、その上から石膏ボード貼りをしていきますので、断熱材が入っているところが見えなくなってしまいます。
石膏ボードの上から、塗り壁、クロスで仕上げていきますので、いよいよ内側の壁がお目見えする、というわけです♪

ただ、全部が見えなくなるその前に…
北洲の構造部分をもう少しだけご紹介します。

住友ゴム社製のMIRAIE(ミライエ)、身近なところで言うと、ダンロップですね。タイヤでいつもお世話になっております。
いわゆる『制震装置』です。
ツーバイシックス工法とはいえ、強い揺れを繰り返す地震大国・日本。
繰り返す強い揺れのエネルギーをいなしてくれる装置で、建物そのものに与えるダメージ・蓄積されるダメージを軽減してくれます。
長く安心してお住まいいただくことが大切なので、北洲では標準装備となります。
建物の大きさにより、変わりますが、戸建て住宅だと、4基~6基程取り付けます。強固な構造に、揺れをいなす装置。安心ですね。

次回は、外壁工事・屋根工事をご案内いたしますので、お楽しみに♪

2018年10月06日

フレーミング工事(建て方)が終了し、屋根に下葺ルーフィングを施工しました。
これから陶器瓦を施工していくのですが、万が一!瓦が割れて雨が中に入ったら大変ですので、ルーフィングを敷いてから、瓦を施工します。
写真は瓦をのせて固定するための横桟を取り付けたところです。

下葺ルーフィングは、このような屋根と壁の取り合い部分では壁の方まで立ち上げて施工し、万が一!屋根の雨水が風で吹き上がっても、構造体が濡れないようにしています。仕上げの外壁材や屋根材はもちろん大切ですが、下地あっての仕上げ材なのです!!

構造体に取り付けた、高性能樹脂サッシの周りには沢山の部材が取り付けられます。
下に取り付けたのは「水切り」、構造体の取り合いにある黒いテープは「窓まわり用の防水テープ」、縦脇に取り付けたのは「窓まわり用のメッシュシート」。

どの部材も「長持ちする家づくり」には欠かせない部材です!!

構造体の下準備が出来たら、いよいよ外壁材を施工していきます。
写真の右側の長い棒状のものが、構造体の外に施工する断熱材「ロックウール材」です。現場での施工性を考え、扱いやすいサイズで搬入されてきます。

このように棒状のロックウールを構造体に、専用の接着剤で貼り付けていきます。
下から順番に積み上げて行きます。下の断熱材と上の断熱材のつなぎ目が合わないようにわざと互い違いになるようにしていきます。

ここは玄関の部分です。この面は違う外壁材で仕上げるため、また別の下地材で施工してあります!!
下地は仕上げ材によって違い、仕上げ材に合わせて最適の材料で施工されるのが、建築の面白いところの1つですね!!
面白いと思っているのは私だけかも??
建築は奥が深いな~
仕上りが楽しみですね♪

玄関の左側には、また違う下地材が出現!?
どんな仕上げになるのでしょうか?想像がつかないですね。
早く完成しないかな~待ち遠しいです!!

外壁工事の下地は完了しました。
いよいよ、外壁材の仕上げ工程に移ります。
「グット・エイジング」な住まいに欠かせない、メンテナンス性の良い外壁仕上げを次回からご紹介していきます!!

2018年10月20日

郡山南展示場では、外壁に塗り壁のアルセコ外断熱システムを採用しており、一部にはタイルを採用しております。

タイルは、サイディングのように面で仕上げる外壁材ではないため、一枚一枚職人さんが手作業で仕上げていきます。
手の込んだ地道な作業ですね。職人さんにいつも感謝です。

目地も垂直に仕上り、とても風合いのある美しい外観となりました。

表面の釉薬(ゆうやく)により出来上がった黒のランダムな質感で、タイルの風合いがより上質なものへと変化します。

また、将来メンテナンス費用がほとんどかからない素材でもあります。お家づくりに重厚感やメンテナンス性を求める方は是非、おススメですよ!

今回は、施工途中の室内もご覧いただきます♪

大屋根Alsace(アルザス)の展示場ですので2階の室内に勾配天井があらわれます。

小窓のような小さなスリットが見えますね♪
どんな仕掛けがされているのでしょうか…?
仕上りが楽しみです。

2階主寝室です。勾配天井は板貼りの仕様になっております。

こちらはサーモウッドという、フィンランドの特許技術による材料です。北欧フィンランドといえば…家庭にサウナがあることで知られていますが、サウナ室にも使われるほど、反りや伸びが少ない板材です。香りも心地がよいです。

柔らかな木の雰囲気に包まれて、ゆったりお休みいただく。多くのオーナー様が採用される理由がこの展示場ではご体感いただけますよ♪

2018年12月22日

いよいよ完成しました!!

澄み渡る青空に、北洲の新しい展示場がお目見えです♪郡山では10年ぶりの大屋根展示場です。

三角形の大屋根が印象的な外観です。
それでは、お邪魔します!!

最初にご案内いたしますのが、リビングでございます。

天井はサーモウッドの板貼り、壁は蓄熱の塗り壁に包まれた落ち着きのある空間をご覧に頂けます。

窓を有効に使うことで、光がやわらかく射し込むリビングとなりました。
テレビの上部には、間接照明を設け、壁面タイルを照らしております。空間にアクセントが出て、素敵ですね!

ダイニングでございます。

リビングからキッチンまで、間仕切りの壁がございません。
そのため、一つ一つの空間ではなく、より開放感のある空間が実現できております。
薪ストーブもインテリアにマッチしております。
メインの照明も見ごたえがあります。

キッチンでは、トーヨーキッチンのシステムキッチンを採用しました。
ダイニング側からも料理に参加できるスタイルとなっており、ご友人同士等でホームパーティーをするには、最適です。

1Fの床は三層フロアのバーボンオーク色を採用しております♪足触りがとても気持ちいいです!

モダンに仕上がった和室空間です。

二世帯住宅を想定した展示場ですので、メイン空間とは独立させております。座卓の足元は、掘りごたつです。

い草の香りもあいまって、こちらもまた、居心地のいい空間ですね!

さぁ、2Fに上がりました!

子供部屋ですね!天井仕上げはホワイトウッド板貼り、壁は濃緑のクロスで仕上げております。絶妙な色使いで、お子様も喜んでいただけますね♪設えも素敵です。

夕暮れの展示場でお別れとなります。

室内から洩れる灯りが、北洲の家のあたたかさを演出しているようです♪
完成写真はほんのごく一部です!多くの見どころに溢れた展示場に足を運んでみませんか?

閲覧いただき、ありがとうございました。
スタッフ一同、皆様のご来場、心よりお待ちしております。

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