北洲けんちく日記

街並みに溶け込む自然素材の家

  • 営業担当:瀬川

    お客様の夢を、実現できるよう精一杯お手伝いさせていただきます。

  • 建築担当:小野寺

2014年04月01日

これから、岩手県北上市で始まる建築現場をご紹介させていただきます。
今回は三角屋根の素敵なお宅が建つ予定です。
また、建築地は当社の分譲地で、周りのお宅も全て北洲ハウジングの建物。完成後のキレイな街並みが今から楽しみです。

今日から地盤改良工事が始まりました。

掘削の様子です。柱状の改良杭が基礎ラインに沿って、一本一本丁寧に作られていきます。

こちらが仕上がった状態。丸く見えるのが改良杭の頭です。ここで基礎をしっかり支えます。

最後に土を均して完了です。養生期間を経て、いよいよ基礎工事が始まります。

2014年04月17日

いよいよ基礎工事の開始です。天候にも恵まれ、良いスタートが切れました。

基礎のラインに沿って溝を掘っていきます。
底に見える丸い物体は、先日施工した改良杭の頭部ですね。

建物の荷重をしっかり地面に伝える為、砂利を敷きこみ転圧します。
その後、捨てコンクリートを流してから、ようやく基礎本体の工事が始まります。

2014年04月21日

今日から基礎の鉄筋を組む工事が始まりました。職人さんが熟練した技術でテキパキと鉄筋を組み立てていきます。

鉄筋の下に見えるグレーの部分は捨てコンクリートと言い、地盤上に新しい水平面の基準を作り、基礎を正確に施工するための工事なのです。

ベース型枠を組み、今日の作業は終了です。

ご近所にある木蓮がキレイに咲いていました。この分譲地にお住まいの方は毎年この風景を見ることができるのですね。うらやましい限りです。

2014年04月25日

コンクリートを流し込んでいく為の型枠が組み立てられています。

長く飛び出しているのが、基礎と壁を直接固定する為の「ホールダウン金物」です。この金物が建物の隅に設置され、地震の揺れなどによる「浮き上がり」を抑えます。
地震に強い建物づくりには、とても大切な部材です。

ミキサー車が到着し、いよいよコンクリートを流し込んでいきます。

大きなホースからコンクリートが流し込まれていきます。ホースが重そうです。

流し込んだコンクリートに気泡が入らないよう、振動を与える人がすぐ脇で作業しています。とても息の合ったところを見せていただきました。

2014年05月04日

型枠を解体して、基礎が姿を現しました。

出隅部分には、基礎と躯体を緊結するホールダウン金物用のアンカーボルトも確認できます。

これは床用の断熱材です。土台にはめ込み、床下からの冷気をシャットアウトします。

基礎横に見える丸い穴は排水管を通す為の下準備です。

2014年04月25日

コンクリートを流し込んでいく為の型枠が組み立てられています。

長く飛び出しているのが、基礎と壁を直接固定する為の「ホールダウン金物」です。この金物が建物の隅に設置され、地震の揺れなどによる「浮き上がり」を抑えます。
地震に強い建物づくりには、とても大切な部材です。

ミキサー車が到着し、いよいよコンクリートを流し込んでいきます。

大きなホースからコンクリートが流し込まれていきます。ホースが重そうです。

流し込んだコンクリートに気泡が入らないよう、振動を与える人がすぐ脇で作業しています。とても息の合ったところを見せていただきました。

2014年05月04日

型枠を解体して、基礎が姿を現しました。

出隅部分には、基礎と躯体を緊結するホールダウン金物用のアンカーボルトも確認できます。

これは床用の断熱材です。土台にはめ込み、床下からの冷気をシャットアウトします。

基礎横に見える丸い穴は排水管を通す為の下準備です。

2014年05月08日

給排水管が設置されました。

基礎の内側に見える青と赤の管が水とお湯の配管です。
これをヘッダーという給水・給湯を分配するユニットにつなぎ、各部屋へと分岐しています。

お風呂周りはこんなに厚い断熱材で囲われるんですね。
室内に寒い空間を作らない工夫が、こんなところにも見えてきます。

土台を支える「束(つか)」を設置する為の基礎も完成しました。

2014年05月15日

いよいよフレーミング開始です。大きなクレーンでパネルを運んでいきます。

出番を待つ壁パネル。外壁はツーバイシックス材を使い、厚さは14cmもあります。

こちらは、二階床パネル。
床を支える部材の厚みは30cm以上あります。これだけのものは、他ではあまり見られません。

1階部分が出来上がってきました。

しっかり固定お願いします!

安全に工事が進められるよう、現場監督も防災看板を設置しました。

床下の換気のために、基礎と土台の間に通気部材を挟みこんでいます。

通気部材を正面から見るとこんな感じです。「ネコ土台」と呼ばれています。
以前は基礎に等間隔で通気用の大きな穴を開けていましたが、この部材を使うことで基礎の強度低下の心配がなくなりました。

2014年05月16日

フレーミングの続きです。ここからは二階を組み立てていきます。

クレーンでパネルを運んで...

丁寧に設置していきます。

ズレないように1枚のパネルを2〜3人で固定していましたよ。

オペレーターさんも真剣そのもの。安全、正確にパネルを運びます。

屋根のパネルも現場に到着しました。
もうすぐ建物全体の形が見えてきます。

1階から天井を見たところです。2階の床を支える「根太」が見えます。
厚みが30cm以上もある「エンジニアリングウッド」を使います。大規模木造建築などにも使われるほど強度と精度の高い部材です。火にも強いんですよ。

2階に上ってきました。ツーバイシックス工法の柱の奥行きは14cmあります。この厚い壁が高い耐震性と断熱性を生み出します。

屋根の軒を下から見たところです。屋根を支える「垂木(たるき)」が見えますね。北洲では垂木の厚みが18.4cmもあるんです。しかもその一本一本を「あおり止め金物」と呼ばれる金物で全て壁に固定します。とても頑丈ですよ。

建物の形がわかる状態になりました。
素敵な街並みが出来そうな予感。形が見えてくると、ますます完成が楽しみになります。

2014年05月23日

断熱工事が始まりました。
こちらはカットした断熱材。写真を撮るためちょっとお借りしました。

厚さが14cmもあります。

北洲ハウジングでは、壁の断熱には袋詰めされた断熱材ではなく現場でカットするタイプの断熱材を使います。合わせ柱の本数などにより柱の間隔が変わり、袋詰めのような規格寸法の断熱材では隙間が出来てしまうからです。

小屋裏を利用する部分にも、しっかりと断熱材を施工していきます。

外には、屋根瓦が到着しました。

こちらは瓦屋根と組み合わせて使うタイプの太陽光パネルです。
瓦とほぼ同じ厚さなので、施工後には太陽光パネルがあまり目立たなくなります。

実際に施工しているところです。近くで見るとこうなっているのですね。
仕上がりは後日アップします。お楽しみに。

中にもどって、こちらは熱交換型の換気設備です。
給気に冷暖房の排気熱を利用する省エネ機器です。左側から延びる細いダクトで24時間各居室に新鮮な空気を送り、室内を快適に保ちます。

効率的に換気を行なうためには気密化が必須。これは気密コンセントの写真ですが、2cm角の穴から一冬に30Lもの水蒸気が壁内に入り込むと言われますからコンセント周りやサッシ周りの対策は重要になります。

こういう配線部分の隙間も結露の原因になります。
配線のために開けた穴も発泡ウレタンというもので忘れず塞ぎます。

2014年06月02日

断熱工事が終わり、造作工事に入りました。室内の壁に石膏ボードが張られていきます。石膏ボードは室内の仕上材の下地の役割のほか、建物の強度を上げたり、ボードに含まれる水分で万一の火災時に延焼を抑えてくれたり、たくさんの役割を果たします。

壁に近寄ってみました。
釘ではなく「ビス」で止めてあるんですね。これなら地震などの外力が加わっても動きにくいですよね。
こういったひと手間が北洲ハウジングの高品質な住まいを支えているのです。

こちらは2階水周りからの給排水管です。排水時の音が響かないように遮音材が巻かれています。

外にはダブル断熱の外張り断熱材が届いていました。前回ご紹介した高性能グラスウールの断熱材と合わせて、合計22cmもの断熱層になります。
いよいよ外部工事も始まりますよ!

2014年06月08日

内部では床暖房の施工が始まりました。

床材も届きました。北洲ハウジングで使用している「三層フロア」は下地に固定しません。タタミのようにただ置く工法なので、接着剤の使用がとても減ります。
また、ロールになっているクッション材(写真右側)を下地の上に敷き込むので、階下に音が伝わりにくく、足への負担が少なく、疲れにくいです。

天窓周りも仕上がり、優しい光が差し込みます。

どこかの展示場で同じようなつくりを見かけたような。
正解は後日。

外では外張り断熱工事の真っ最中!

隙間なく、しっかりと貼り付けていきます。

外壁の一部にはタイルを使っています。落ち着いた色合いで、上品な雰囲気を演出しています。
ここが外観のアクセントになります。

2014年06月13日

前回ご紹介した床のクッション材が施工されています。白い部分がクッション材です。

三層フロアのアップです。板が三枚、直交方向に貼り合わされているのがわかります。これが天然木フロアでありながら、長期間抜群の形状安定性を誇る秘密です。
北洲ハウジングの北上展示場は築10年以上経過しておりますので、時間が経過した三層フロアの実物をご覧いただくのに良いサンプルです。ぜひ足を運んでいただき、皆様の目でご確認ください。

床の施工が終ったら、傷がつかないようにしっかりと養生します。

ドアの枠などの造作材や室内ドアには「ホワイトアッシュ」という木を使っています。
ホワイトアッシュはその木目の美しさや衝撃の強さなどからオーク、マホガニー、ウォルナットと並ぶ四大銘木として知られています。

外壁のタイル部分にも目地材が詰められていました。

2014年06月26日

室内ドアが取り付けられました。このドアはホワイトアッシュの無垢ドアです。やはり無垢のドアは質感がいいです。

階段の踏み板も取り付けられました。あとは手摺を取り付けるだけです。

階段の手摺材です。傾斜に応じて一本一本長さを調整していきます。

リビングの天井には羽目板が使われています。木の雰囲気あふれる内装になりそうです。

外壁も仕上がってきました。

横から見ると、外壁面より窓が引っ込んでいるのが良く分かります。
窓が引っ込むことでそこに影ができ、その陰影が建物の表情を豊かにします。

もうすぐ足場が撤去されて、全体像が現れます。楽しみです!

2014年07月03日

足場を撤去し全体像が見えました!
瓦一体型の太陽光パネルを採用しておりますので、仕上がりがとてもスッキリしています。どこが太陽光パネルか分かりますか?

室内では階段手摺も取り付けられました。

石膏ボードが張り終わり、工程はいよいよクロス工事に移ります。

クロスの下地づくりに石膏ボードのつなぎ目をパテ処理します。

クロスを施工すると、お部屋が明るくなりますね。
ここから一気に仕上げに入ります!

2014年07月21日

内装工事もいよいよ佳境。照明器具や設備機器も続々取り付けられていきます。

リビングにある吹き抜け。とても開放的ですね。

子供部屋のロフトコーナーが完成しました。仙台市にある長町展示場を参考にしました。
こんなお部屋だったら、お子様も喜ばれますよね。よく見るとロフトの奥の壁の色を変えるなどお客様のセンスが垣間見えます。

2階の階段付近です。向かって右側に大きな吹き抜けがあります。
実際の開放感をご覧いただきたいです。

見学会に向け、工事もラストスパート。頑張ります!

ご紹介している建物は北洲ハウジングの分譲地「エコタウン二子築舘」に建築中なのですが、この分譲地もおかげさまで残り1区画のみとなりました。

2014年08月02日

見学会も無事終了。とても気温の高い日でしたが、来場されたお客様には「涼しい」と評判でした。高性能住宅の実力が発揮できてうれしかったです。
ご紹介も今回が最終回。最後に完成した建物をご紹介したいと思います。

まずは光あふれる明るいリビング。

モダンテイストの和室。

広々シューズルーム。

玄関正面の大きなニッチ。盛岡のみらいえ展示場を参考にしました。

使い勝手の良さそうな、ゆったりキッチン。オープンプランなので開放感があります。

5月から始まった「街並みに溶け込む自然素材の家」のご紹介もこれで終了です。北洲の住まいにご興味を持っていただけましたでしょうか。
ぜひ実物を見に、北洲の各モデルハウスに足を運んでみて下さい。
今までご覧いただきまして、本当にありがとうございました!

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