北洲けんちく日記

アルセコダブル断熱であたたかさにつつまれた大屋根の家

  • 営業担当:倉島

    仙台市にある紫山展示場を参考に、ご家族のこだわりと夢がいっぱいつまった家つくりがはじまりました。完成までとても楽しみです。

  • 建築担当:豊島

    お客様にご満足いただけるような現場管理に努めてまいります。

2014年12月28日

こんにちは。 
郡山市から新しい工事現場の様子をお伝えしてまいります。
仙台市にある紫山展示場を参考にした大屋根の家がどのように完成するか楽しみです。

まずは、敷地のどこに建物が建つのかを確認するために地縄を張り終えたところです。

地盤改良工事が始まります。
クローラータイプの大型重機が登場です。

直径600mmの改良杭が打たれました。
この機会を逃すと、もう見ることができませんので“パチリ”。

地盤改良工事が終了し、次に基礎工事が始まります。

2015年01月31日

今回は基礎工事からお伝えしてまいります。

まず、建物の正確な位置を出すために「丁張り」と呼ばれる作業を行います。
この後は、土を掘り、捨てコンクリートを打設してからコンクリートを流し込む型枠を設置します。

配筋工事が始まりました。
鉄筋の下に小さなサイコロ状のブロックがあるのですが…
このスペーサーブロックを鉄筋の下に敷くことで、鉄筋の下側のコンクリートの厚み(かぶり厚)を60mm以上確保するためのもので、とても重要なものなんです。

配筋工事が終了すると第三者機関の検査が入ります。

検査も終了し、いよいよコンクリートを流し込んでいきます。

職人さんが丁寧に均しながら作業が進んでいきます。
職人さん、「恥ずかしい・・・」とのことでしたので、後ろからすみません。  
こうした丁寧で地道な作業が続きます。
職人さん、宜しくお願いします!!

職人さんの丁寧な作業と適切な管理のおかげで…
しっかりとしたベタ基礎が完成しました。

職人さん、ありがとうございます。

基礎の角にあるアンカーボルトは短いほうは基礎と土台を連結し、長いほうは基礎と壁を連結するものです。

配管も準備が進んでいます。
床を組んでからの作業は、施工が大変なので、あらかじめ設置していきます。

将来のメンテナンス管理がしやすいように色分けしています。
赤い管がお湯・青い管が水・グレーは排水です。
さらに供給先がわかるようにラベルも貼ってあります。

足場も完成し、いよいよ フレーミング(建て方)がはじまります。

2015年03月12日

現場ではいよいよ土台敷きが始まりました。

防腐・防蟻処理をされた土台と基礎をつなぐアンカーボルトがしっかり締められています。

つづいて床の断熱材を敷き詰めています。

1階の床合板を貼り終えるといよいよ・・・
クレーン車の登場です。
工場で作られた壁パネルが運ばれてきました。
手際よくどんどん組み立てられていきます。

前日の曇天から一転。この日は快晴でした。

お天気も手伝って、作業は順調。
二階の床も貼り終えて二階の壁パネルが組み上がっていきます。

すばやい作業で建物の構造部分が出来上がりました。
ここまでたった3日。

もう皆様もご存知かと思いますが、北洲ハウジングは、外壁にツーバイシックスを使用しております。
ツーバイフォーに比べ、鉛直(縦方向)強度が1.57倍、曲げ強度は2.11倍と丈夫な構造でできていますので安心です。

そして、屋根の野地合板が張られ、ルーフィングも張り終わりました。

ルーフィングとは屋根の防水のためのものですが、日射熱を遮り、野地板裏面の温度を低減させてもくれます。
断熱効果もあるので、これにより快適な環境ができるんですね。

続けて瓦工事が始まりました。

陶器瓦はメンテナンスがほとんどいりません。
耐久性にも優れた屋根材を使用することで時を経ても美しい家が維持されるんですね。

どんな外観になるのかが楽しみですね。

2015年03月30日

いよいよ建て方が終わり、外部ではアルセコ外張り断熱工事も進んでいます。

今回は内部の断熱工事と造作工事の模様をお伝えします。

たくさんのグラスウールが運ばれましたね。
これから断熱専門の職人さんによって、家の外壁全体に隙間無く、グラスウールを詰めこんでいきます。

勾配天井部分の断熱材を詰めているところです。
壁の部分は140mmのグラスウールですが、勾配天井部分のグラスウールは、なんと200mmも詰めるんです。

コンセント周りも隙間がありませんね。
丁寧な作業です。 

2階の床部分には遮音のために、100mmのグラスウールを詰めます。グラスウールは、断熱性能だけでなく遮音性能にも優れています。

グラスウールを詰め終わると、防湿気密シートを張ります。
ちょっと見えている写真の上部の水平天井部分には、これから吹込用グラスウールが400mmも吹き込まれます。

ホールダウン金物のアンカーボルト廻りも発砲ウレタンの断熱材で隙間を塞ぎます。
細部に至るまでしっかりと処理していきます。
北洲ハウジングの暖かさはの秘密はこういうところにあるんですね。

石膏ボードも張っていきます。

クロス職人さんの登場です。
クロス張りの下準備でボードのつなぎ目などをパテを使って埋め、表面を平らにしていきます。

下準備が終わった状態です。

このお部屋はJカラーという水性塗料で仕上ます。塗装用の下地壁紙を貼り、塗料を塗って終了です。

ひとつひとつのお部屋が仕上がっていきます。

2015年04月28日

内装の工事とあわせて、外壁工事も順調に進んでいます。
アルセコダブル断熱は、断熱材のロックウール80mmで建物全体を包みます。
このロックウールは経年による性能の劣化はほとんどないのと、繊維方向を壁面に対して垂直にしてあるため、水蒸気が外部に逃げやすい構造で透湿性に優れています。
また、遮音効果にもすぐれていて、実際にお住まいのお客様からも「すごく静かですよ。」とのお話を伺います。

窓廻りもガラス繊維メッシュ材でしっかり補強します。
メッシュ材が入ることにより、外部からの耐衝撃性を向上させてくれます。

ベースコートを塗った状態です。
地震の際の構造躯体の揺れは、柔らかさを持ったロックウールのおかげで仕上げ面まで伝わりにくく、仕上にクラックが入りにくいのも特徴です。

仕上げ材の塗料が塗り終わったところです。
表面には雨が降ると汚れを落とすセルフクリーニング効果があり、汚れのつきにくいものになっています。
ちなみに表面は非常に硬く、温度変化による伸縮もほとんどないため、普段のメンテナンスはほとんど必要ありません。

大屋根の外観が現れました。
三角屋根のシルエットがかわいいですよね。

玄関廻りにはアクセントでタイルを張りました。
アルセコの塗り壁はタイルとの相性もいいですね。

無事、工事が完了しました。
それでは、一部ですが内部をご紹介させて頂きます。
玄関ホールの天井には、サーモウッドリブを採用して頂きました。
玄関に入ると木の雰囲気と落ち着きに包まれます。

家の中心にあるセンターリビングには、ご主人お気に入りのレコードや書籍を収納する棚もあります。

リビングには大きな吹き抜けがあり、トップライトと窓で明るさを確保しながら、コミュニケーションの取れる空間になりました。

奥様のこだわりキッチンです。
あまり見せたくないキッチンの手元はしっかり隠すように工夫しました。
かわいいモザイクタイルを貼って仕上げました。

2階のホール部分のワークスペースとカウンターです。
パソコンなどが出来るようにカウンターの幅を広く取りました。 しっかり収納棚もあります。使いやすそうですね。
奥の部屋が主寝室とウォークインクロゼットになります。

10帖の子供室。 
こちらは収納箇所にあえてドアをつけない「ドアレス収納」を採用しました。
きれいに収納するように習慣付けになって欲しいとの思いが入っての採用です。
左奥には ロフトスペースとしての収納もあります。
空間を無駄なく活用しています。

こちらは主寝室。

ルナファーザー(壁クロス)を採用して頂き、ご夫婦のシンボルカラーである青を基調に塗装いたしました。落着いてぐっすり休めそうですね。

以上いかがでしたでしょうか?

掲載にご協力いただきましたお施主様ありがとうございました。

また、最後までお読み頂きましてありがとうございました。
この場をお借りして御礼申し上げます。

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