北洲けんちく日記

コンパクトながら機能充実の家

  • 営業担当:大原

    さいたま展示場をコンパクトにまとめた外観で、敷地の建蔽率いっぱいの建坪に建て主様のこだわりと当社の技術を結集したE1住宅です。

2014年10月04日

この度のけんちく日記は東京都での建築になります。
よろしくお願い致します。

早速ですが現場は基礎工事が始まりました。

※なお東京都の施工エリアについてはさいたま支店までご確認願います。

基礎工事中の様子です。

配筋工事完了時に第三者機関による検査を受け、その後、コンクリートの打設を行います。

こちらは給水・給湯のヘッダー部分です。接続先がラベルで表記されています。
将来のメンテナンス時に役立ちます。

フレーミング工事が完了(上棟)いたしました。北洲ではお馴染みの大屋根スタイルです。

2階小屋組みです。構造材が整然と規則正しく並んでいて美しいですね。
両側は勾配天井になるので、きっと変化に富んだ空間になることでしょう。

数日後、電気配線工事が終わりました。赤や青の配線が見えます。

これらの電気配線には作業ミスが無いように1本毎にどの部屋の何の配線なのか印字されています。

小屋裏部分には24時間換気(全熱交換型)が設置されています。
北洲の高い気密性能であれば計画通りに換気が行え、熱のロスを少なくして新鮮な空気を取り入れることが出来ます。

外部はサッシが取り付けられていました。アルミサッシより熱を通しにくい樹脂サッシを採用しております。
窓の周りはしっかりテープ処理しており、防水に対する備えを行っています。
次回は断熱・気密工事の様子をお届けいたします。

2014年10月15日

断熱工事の様子をお伝えします。

赤く見えるのが断熱材です。当社の断熱材は高性能グラスウールを使用。これが壁の厚さいっぱいに14cmも入っています。
建物の外壁に断熱材が入っていることで、冬は暖かさを、夏は涼しさを保ちます。

こちらは防湿気密フィルムを張った部分です。防湿気密フィルムは室内の湿気が壁内に入るのを防いでくれます。
壁内に湿気が入ると断熱性能の低下や木材の腐朽などにつながります。

また、グラスウールの厚みでフィルム面が盛り上がっているのがお分かり頂けると思います。
盛り上がるぐらいしっかり詰めることで年数が経ってグラスウールが下がってくるのを防ぎます。

上のほうのちょっと緑っぽく見える部分が、ウレタン断熱です。グラスウールを詰め込むのが難しい箇所なので、ウレタンの吹き付けで断熱をしています。また気密性も高まります。

こちらは2階天井部分です。
下からは見えないのですが、天井裏には吹き込みグラスウールが40cmも敷き詰められています。
写真に見えている天井点検口の枠もとても厚いですね。

その点検口の蓋がこちら。もちろん蓋も断熱型です。

次回は造作工事から完成の様子をお伝えいたします。

2014年12月20日

いよいよ仕上げ段階です。
外部はアルセコW断熱の施工を行っています。外壁に貼り付けているのは厚さ約8cmの断熱材ロックウールラメラです。
高い透湿性能と防火性能を有する断熱材で、断熱性能の高い北洲の建物を更に高性能にしてくれます。
角部分は互い違いに積み重ねて貼りつけていきます。玄関ドア周りにはメッシュが見えます。こちらは表面のひび割れを防ぐ効果があります。

室内では石膏ボード張りが終わり、収納部分の建具の取り付けもされていました。
天窓があるので明るいお部屋に仕上がりそうです。

こちらの部屋では、クロスを貼る前の、下地処理が行われています。石膏ボードのジョイント部分やビスの部分をパテで平らに均して、滑らかになるように処理しています。
この処理を行うことでクロスの仕上がりがきれいになります。

さて、ここからは完成の様子をご紹介します。

玄関ポーチにはクローバーの形をした金物が支える印象的な柱が立っていて、お客様の目を惹くことでしょう。

玄関ドアを開けると、タイルが張られ、重厚感ある空間がお出迎えします。
お施主様の大切な自転車を収納するため、奥行きのある長いたたきになっています。
突き当りには靴を履くときに重宝しそうなベンチも作られていました。

南側はリビングとダイニング・キッチンが間仕切り無く繋がった空間です。無垢の素材で出来た階段手摺も素敵ですね。

キッチンの近くのあるミセスコーナー。
ダイニングとキッチンの間にあるので、お料理の合間や団欒時のちょっとしたパソコン使用や奥様の趣味に活躍しそうですね。

階段を上がったところにはご主人の書斎コーナーがありました。
板張りの勾配天井には天窓があり自然光での作業も出来るようになっています。程よく囲まれた空間で集中できそうです。

階段の途中の壁には書斎とダイニング上部の吹き抜けとを繋げるスリットがあります。
書斎にいても、ダイニングの様子を感じることが出来ますね。また暖まった空気も移動するので、温度差も解消されます。こんなちょっとした工夫が、住み心地をよくしてくれます。

外観は、気に入って頂いた「さいたま展示場」をモデルにしながら、落ち着いたブラウン系のカラーで統一しました。
これから植栽がプラスされることで、もっと素敵になりますね。遊びにお伺いするのが楽しみです。

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