北洲けんちく日記

深い軒によって生まれる外でのひととき

  • 営業担当:加藤

    飯坂展示場でお会いしたのをきっかけに、 お施主様と北洲の家づくりが始まりました。ご家族様が新しいお住まいで多くの思い出をつくっていけるよう、精一杯サポートさせていただきます。

  • 建築担当:及川

    全てはお客様の為に!毎日笑顔で過ごせる理想の住まいを実現する為に管理していきたいと思います。

2016年09月19日

お施主様にご協力いただきまして、けんちく日記スタートいたします!

今回はご実家の建物を解体してからの着工スタートです。
築35年を迎え、味わいが出てきておりましたが、ついに新しい家と生まれ変わる時がやってきました。

こちらの建物はお施主様のお父様が設計したものだったそうです。
リビングには暖炉もあり、とても素敵な建物だったので、壊してしまうと考えると非常に寂しいですね…。

解体した後につくられる建物は、この模型のようになります。
福島市飯坂の展示場をイメージしてつくられた、大屋根の建物となります。

解体がスタートいたしました。
解体は1ヶ月くらいの月日をかけて行われます。

解体が終了し、敷地が更地になりました。
地盤調査をしたところ、地盤補強は必要なし。あとは工事が始まるのを待つのみとなりました。
着工するのが待ち遠しいですね。

そしてついに、着工となりました!

まずは、基礎工事・配筋工事からスタートです。

基礎のコンクリートは配筋工事を行ったあとに流し入れます。

配筋工事が終了しました。第三者機関の検査を受け、無事に合格いたしました。
安心してコンクリートを流しいれることが出来ますね。
次は基礎工事の続きからお伝えして参ります。

2016年11月06日

配筋工事が終了しましたので、コンクリートを流し入れて固めていきます。
養生期間を経て、ついに、建物の要となる基礎が完成しました。

次にフレーミング工事を進めていきます。
工事を進めるため、まずは足場を組んでいきます。

こちらは、上の写真から5日後の様子です。あっという間に足場が組みあがり、床、壁、屋根と出来上がりました。

ここまで出来上がると、家の形が見えてきて、楽しみがより一層増しますね。

こちらは内部の写真です。壁内にMIRAIEという制震装置が入っていて、繰り返し起こる地震に備えます。

さて、フレーミング工事が完了し、屋根の瓦まで葺き終わりました。

ここから、外壁工事と内部断熱工事が進んでいきます。
お客様への「工事をさせていただきます。」という感謝の気持ちを忘れず、引き続き進めて参ります。

まずは外壁工事です。こちらのお客様は「暖かい家にしたい!」「断熱気密を重視した家にしたい!」ということで、「充填断熱」と「外張り断熱」のダブル断熱をご採用いただきました。

こちらが外側につく断熱材です。厚さ8cmもあります。暖かい家になりますように…。

内部も工事は進んでおります。断熱材が壁いっぱいに施工されました。
さて、次回は造作工事からお伝えしていきます。

2017年01月12日

今回は造作工事をお伝えしていきます。
玄関を入ってすぐ、アクセントとしてRのついた開口を2箇所つけ、その間にステンドグラスをつけました。
ステンドグラスは、奥様が打ち合わせを進め、オーダーメイドで作っていただいたそうです。
奥様こだわりの空間となっています。

また、玄関には手摺も設けました。
お母様と一緒にお住まいになるので、少しでも負担なく、生活しやすいように工夫を凝らしています。

こちらはリビングの天井です。
化粧梁がついています。実は、今回取り壊しとなったご実家のリビングにも、化粧梁がついておりました。新しく生まれ変わろうとしているお住いにも同様に梁をつけ、リビングで体を休めながら、木のぬくもりを感じられるようになっております。

外部にはポーチ柱がいくつかございますが、そちらを支える金物は北洲オリジナルのクローバー型のものにしました。
可愛らしいですね。

外部も内部も工事が進み、もう少しで完成です。
次回は、完成したお住いの様子をお伝えいたします!

2017年04月20日

「深い軒によって生まれる外でのひととき」、今回の投稿が最終回となります。
どのようなお住まいが完成したのか、お伝えしていきます!

タイトルにある通り、建物の南側に「深い軒」をつくりました。今回解体したお住まいにも、同じような空間として縁側がありました。新しいお住まいでも、この軒下の空間で、お母様がお庭を眺めながらゆっくり休めるようになっております。

では、引き続き内部をお伝えいたします。
リビングダイニングとキッチンをひと繋がりにして、開放的な空間にいたしました。天井部分には、コーブ照明という建築化照明をつけ、リビングでくつろぎながら、あかりも楽しめるようになっています。

キッチンは対面型にして、ご家族と会話しながら料理が出来るようにしました。
また、可愛らしいペンダントライトを2箇所つけ、手元を照らせるようにしました。

こちらは、リビングの吹き抜けです。
天井には化粧梁でアクセントをつけました。また、2階にあるお子様のお部屋に飾り窓を設け、ご家族間のコミュニケーションも取りやすいようにしました。

主寝室は、テレビを置いたり、作業できるようにしたカウンターをつけ、ビジネスホテルをイメージした空間に仕上げました。

以上で、けんちく日記は終了となります。掲載にご協力いただいたお施主様、誠にありがとうございました!
今後、このお住まいとともに、ご家族が幸せな思い出をたくさん作っていけますように…。

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