北洲けんちく日記

自然と一緒に暮らす家

  • 営業担当:菊池

    外観は、きれいなハウゼアルザスです。岩手県の宿泊体験や見学会にもご参加頂いたり、北洲の建物をたくさん見て考えた、こだわりのお宅です。薪ストーブ・木製サッシなど見所満載です。

  • 設計担当:太田

    ストーブの火を眺めながらゆったりとした時間を過ごす。そんな暮らしをお客様と一緒にイメージしながら設計した大屋根の家です。開放的でゆったりとしたリビングが見所です。

  • 日記担当:郡司

    北洲ハウジングの家づくりを、皆様にわかりやすくお伝えしていきたいと思います。よろしくお願いします。

2017年06月16日

こんにちは! 栃木県芳賀郡市貝町より、新しい建築現場をご紹介いたします。
ご協力いただいた御施主様、誠にありがとうございます!

今回ご建築される場所は、緑あふれる自然豊かな場所です。
どのような家が出来るのか楽しみです!

こちらは、完成イメージです。
特徴的な大きな三角屋根、白い外壁タイルと黒いサイディングのコントラストが印象的です。
周囲の緑ともマッチして、自然溢れる素敵な佇まいのお住まいになりますね。

こちらが内観イメージです!
開放感溢れるリビング、そして存在感のある薪ストーブが特徴となっています。
素敵な空間ですね!

今回、ご建築する土地は調査によって地盤改良が必要となりました。地盤改良とは、家の安定性を保つために地盤を強くする工事のことです。
大切な家を守るために、北洲ではHySPEED(ハイスピード)工法を採用しております。

HySPEED工法とは、セメントなどの固結材を一切使わずに、砕石という天然素材だけを利用して軟弱地盤を改良する工法です。
この工法の代表的な特徴としては、土壌汚染・地下水汚染ゼロがあげられています。
こちらは地面を掘り、天然砕石を入れている場面の写真です。

地盤改良が終わりましたら、次は基礎工事となります。建物を支える、
大事な工事となります。

次回の建築日記では、基礎工事のご紹介となります。お楽しみに!

2017年07月14日

こんにちは!今回のけんちく日記は、北洲ハウジングの基礎のお話です。

北洲は標準でベタ基礎工法を採用しています。ベタ基礎とは立ち上がり部分だけでなく、底板一面を鉄筋コンクリートとなっている基礎です。地面全体をコンクリートで覆うので、地面から上がってくる湿気の防止にもなります。

きれいな基礎に仕上がるよう捨てコンクリート打ち、基礎の底盤が出来上がりました。この下には防湿シートが敷かれており、地面からの湿気をシャットアウトします。湿気を防ぐことはシロアリ対策にも効果的です。
次に強度確保に鉄筋を敷いていきます。
配筋工事が終わると社内検査と第三者による検査を行い、合格するとコンクリートを流しいれることが出来ます。無事に合格となりました!

立ち上がり部分の型枠を組み、コンクリートを流しいれます。
写真はコンクリートを養生して固めている場面です。
段々と、基礎が出来上がってきました!

型枠を外すと、基礎の全景が見えてきました。
お風呂場や土間などの必要箇所には基礎の断熱材を敷いています。コンクリートから伝わる冷気を防ぎ、結露が起こらないようにしています。
この後、養生を行い基礎の完成となります。

基礎工事が終わりますと、フレーミング工事となります。次回のけんちく日記はフレーミングについてお伝えいたします!

2017年08月05日

こんにちは!フレーミング工事のお話しです。

フレーミングとは、構造体を組み立てる工事のことです!
快晴の中、工事がスタートしました!

床、壁、屋根と、工場で作られたパネルを専門の職人さんたちが素早く、丁寧な工程で組みあげていきます。

クレーンを使った工事は、見応えのあるシーンです!!

北洲は2×6工法で、2×4工法より約5センチ厚い構造材を使用しています。
厚みが多くある分、最も荷重のかかる外周の耐力壁の構造が骨太になり、耐力性を高めています。また、より厚く断熱材を施工することが出来ます!

2×6工法は、その2×6材の枠組みに構造用合板を張りつけた壁を「面」で構成して建物を支えます。
「面」で建物を支えることにより、地震や台風などの力を建物全体に分散して地盤に逃がします。

大きな三角形の屋根が組み立てられ、煙突も出来ました!
フレーミング工事の終わりです!

次は断熱・気密工事となります。
快適な暮らしには欠かせない、とても重要な工事です!北洲はどのような工事をしているのかを、次回お伝えいたします!

2017年08月18日

こんにちは!今回のけんちく日記では北洲ハウジングの断熱・気密についてのお話となります。

家づくりにおいて、断熱・気密はとても重要なものとなります。
北洲ではどのような特徴があるか、どのような工事が行われていくのかをご説明致します。

外壁には、高性能グラスウール断熱材を使用しています。

高性能グラスウールの主原料はガラスです。
特徴として、
1)ガラスは無機質なので燃えることがありません。
2)発煙性がないので有毒なガスを出さない。
があげられます。

万が一の火災の際でも、被害が広がらない様に考慮しています。

写真でも、たっぷりとグラスウールが施工されているのがわかりますね。

また、木材は含水率が19%以下まで乾燥している材料を使用しています。
十分乾燥した木材でないと、変形などでせっかく詰めたグラスウールとの間に隙間が出来てしまったりします。

断熱工事が終わると気密工事となります。

気密が低い家は、壁に穴が開いているようなものです。
北洲ハウジングでは全施工住宅で気密測定を実測しています。その平均値は0.65㎠/㎡です。次世代省エネ基準のI地域(最も厳しい北海道基準)の2.0㎠/㎡に比べて3分の1の優れた性能です!
ちなみに、栃木県(一部を除く)の基準は5.0㎠/㎡。例えると、40坪のおうちだとA3用紙2枚分が基準の中、北洲ハウジングはたったハガキ1枚分に相当する性能となります!
(現在はC値の基準は撤廃されています)

コンセント部分や窓枠部分・配線周りなどには気密テープを用いて、小さな隙間も無くした施工をしていきます。

断熱・気密工事は専門の職人さんによって施工されていくので、とても安心です!

外部工事は、屋根の陶器瓦取付け工事が終わりました。北洲ならではの大屋根が完成しました!

天然素材の粘土を原料に作られた陶器瓦は、変色や変質を起こしにくく、長い年月を経ても美しい状態を保ちます。遮音性にも優れており、雨音も気になりません。

どっしりとした、迫力のあるお家がだんだんと見えてきました!

次回は内部造作工事についてお伝えいたします。

2017年08月25日

こんにちは!
今回のけんちく日記は北洲ハウジングの造作工事についてのお話となります。

木製サッシが取り付けられました!
窓は、暮らしの心地よさを決める大切なポイントです。
採用いただいた「D-フェンスター ネイチャー」はデザイン性だけでなく、断熱性や気密性、防犯性や遮音性などのすべてにおいて最高グレードの性能を持つ木製サッシです!
また、防腐剤は人体に影響の無いものを塗布しており、さらに水はけの良い構造が雨などへの耐久性を高めているので、安心して使用いただけます。

窓ガラスには、アルゴンガス入りLow-Eトリプルガラスが採用されているので、結露や紫外線による床材の傷みを軽減します。

壁や天井に厚さ12.5mmの石膏ボードが取り付けられました。長年の使用による壁の浮きを防止するために、釘ではなくビスを使用しています。
ビスは外周部・中間部ともにそれぞれにあった決められた間隔で打ち留めされ、しっかりと固定されます。
そして、ビス部分の穴や継ぎ目に隙間が無いかをきちんと確認したあと、表面が平らになるようにパテで埋めていきます。

きれいにクロスを張るには、下地処理がとても重要になります!

リビング・ダイニングには、建築化照明が設置される箇所が出来ました!光りのもととなる照明器具は建築の中に隠し、一体化することにより周囲をふんわり照らす照明です。

部屋中をやさしく包む明かりで、心地よい暮らしを演出いたします!完成が楽しみです!

2階の主寝室の天井に板が貼られました!
こちらはサーモウッドです。木材を加熱処理することにより、反りや縮み・割れなどの形状変化の少ない高耐久性をもちます。さらに、木材の芯まで均一な深く濃い色合いが、やすらぎと寛ぎをもたらします。

外壁にはタイルが取り付けられています。
北洲ハウジングは、タイルを壁に直接張りつけるのではなく、一つひとつを凹凸に合わせて引っ掛けていく工法となります。タイルの落下の危険がほとんどありません!

1階部分にタイルが張られ、だんだんと完成が近づいてきました!

2017年09月07日

こんにちは!ついに完成いたしました!

外観はタイルとサイディングの白と黒のコントラストが印象的で、煙突のある大屋根です!

木製サッシが建物の表情を生みだし、まわりの自然にもとても合っています!

室内をみてみましょう。

リビング・ダイニングは、たくさんの自然光が差し込む広々した空間で、ゆったりと寛げます。
キッチンからリビングまでの空間は、吹抜けのある開放感溢れるつくりとなっています。
幸せな家族の団欒風景が想像できます。

リビング・ダイニングの建築化照明が完成しました!
包みこむようなやさしい灯りが家族の団欒をより一層引き立てます。

リビングには薪ストーブが設置されました。
ストーブのあたたかな炎や、パチパチと薪が奏でる音に包まれて過ごす団らんの時間は、家族の笑顔を自然に引き出してくれそうです。

キッチンは対面式キッチンで、家族みんなでコミュニケーションをとりながら家事が出来るつくりです。
クロスも可愛らしい模様なので、毎日の料理が楽しくなりますね!

煙突をまわるように階段をあがります。吹抜けによりリビングとつながるので、家のなかのどこにいても家族を感じられます。

階段にはかわいいネコが2階に上がろうとしています。

床は、ごろんと床にそべっても心地よい無垢材を使用しており、一年を通して裸足でも快適です!
繊維方向を変えて三層に張り合わせることにより、無垢材の欠点である狂いに対処しています。また、接着材や釘をほとんど使わない施工なので、より健康的な暮らしをお届けします!

以上で、けんちく日記のご紹介は終了となります。
ご協力いただいたお施主様、本当にありがとうございました!
大切なご家族と、住めば住むほど味わいのある“グッド・エイジング”をご体感ください!

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