お知らせ
<特集レポート>オーナー様感謝イベント2016! 5/29開催
爽やかな五月晴れとなった5月29日、オーナー様感謝イベント2016として、トップ・ジャズギタリスト渡辺香津美さんのコンサートを開催いたしました。会場は、「仙台市天文台」プラネタリウム。昨年のホテルコンサートとは一味違った趣旨での初企画に、ご応募くださった方々の数は実に1200名様。抽選で270名様をお招きしました。
オープニングは、渡辺香津美さんの幻想的な名曲「VioletSky」に乗せた星空ムービーでゲストを一気に宇宙空間へ誘います。切れ間なく渡辺香津美さんがスポットで照らされ、ファンタジックかつ哲学的な音色の「アクロス・ザ・ユニバース」から演奏はスタート。
言葉の端々にその人柄がにじむ渡辺香津美さん。「天空への旅をご一緒に」の言葉とともに、曲は「サンバ・デ・アストロノウツ」へ。バーデン・パウエルの名曲をナイロン弦のふくらみのある音色で豊かに表現。続く「オーバー・ザ・レインボウ」では、美しいアルペジオが響くなか、頭上では壮大な宇宙のドラマが展開されました。「星に願いを」「ステラ・バイ・スターライト」と今回の企画にちなんだ、映画からの名曲の演奏が続きます。
今年でギター生活45周年を迎えた渡辺さん。その記念すべきニューアルバム「Guitar Is Beautiful KW45」から、マイク・スターンとのデュオも話題となった「ソレイユ」を。さらに、「マイ・フェイバリット・シングス」「アランフェス~スペイン」「マイルストーンズ」と名曲が続き、ラストは12弦ギターで奏でる「ジャミング・イベリコ」。まるでオーケストラの演奏を聴いているような豊かさ。ただただその演奏に圧倒されたまま、気づけば曲は終わり、会場はアンコールの拍手に包まれていました。
アンコールには、「トチカ」。あたたかなメロディとともに、夜明けの天空に映し出されたのは、なんと北洲の家並み。夜空に始まり、宇宙へと旅し、やがてまた美しい一日が明けてゆく。渡辺香津美さんのすばらしい演奏とともに、素敵な時空と天空の旅を楽しんだ一夜となりました。